平成22年度 洛友会東京支部行事報告

 

 

 

 

 

 

 

 

1.支部総会・講演会・懇親会

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平成22613日(日) 於 学士会館

15:0016:10 東京支部総会

16:2017:20 講演会(講師:小松製作所 会長 坂根様)

17:3019:00 懇親会

 

2.秋の講演会

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平成22111日(月) 於 学士会館

18:3019:30 講演会(講師:宇宙航空研究開発機構 教授 川口様)

19:3020:40 懇親会

 

3.見学会

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年1回開催。平成233月頃を予定。(見学先は未定)

 

4.趣味の会

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囲碁会麻雀会ゴルフ会洛謡会テニス会 

 

5.拡大クラス会

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おぼろ会五九洛会みとおし会京極会洛粋会 、洛談会

 

6.幹事会

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幹事会はH18年度より年1回開催を基本としています。H22年度はH22.5.30に開催し、年度当初の活動方針を議論しました。H22年度も年1回開催を基本とし、必要に応じて10月頃に追加の幹事会開催を検討することとします。
1回幹事会: 平成22530日(日) 於 学士会館

 

 

7.若手勉強会

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第4回若手勉強会を平成23年2月16日(水)午後7時から、ホテル銀座ラフィナートにて開催。

 

 

 


1.支部総会・講演会・懇親会

開催日

平成22613日(日)

 

場所 

学士会館

[住所]  〒101-8459東京都千代田区神田錦町3-28

[電話]  03(3292)5936

[アクセス] 地下鉄都営三田線 都営新宿線 東京メトロ半蔵門線

        神保町駅(A9出口)徒歩30

[URL]http://www.gakushikai.or.jp/facilities/index.html

 

スケジュール

15:0016:10 東京支部総会

16:2017:20 講演会(講師:小松製作所 会長 坂根様)

17:3019:00 懇親会

 

会費

会員5,000円 同伴者2,000

但し卒業5年以下(H18年学部卒以降)の会員の方は無料です


報告

平成22613日(日)、学士会館にて東京支部の総会、講演会及び懇親会を開催しました。梅雨入り直前の爽やかな晴天ということもあり、71名(うち支部会員68名)と例年どおりの盛会となりました。

 

テキスト ボックス:  
松田支部長 
支部総会は中原総務幹事の司会により、午後3時に松田支部長による挨拶で始まりました。松田支部長からは、

@ここ数年の課題であった洛友会を若い人達に広めるための活動として、東京支部の若手交流会・歓迎会を4月に開催し75名もの参加があり、うち16名が新社会人であった。2次会もあり大いに盛り上がった。一方、年2回とお約束した若手中心のイベントが1回しか開催できなかった点に関して力不足を反省している。

Aたまっている繰越金に関して、年間の恒常的支出額の140万円程度を繰越とするのが健全だと考えている。若手の会、趣味の会へのサポートに使用していきたい。

B洛友会が世代を超えた楽しい会となることを祈念する。

との報告がありました。

 

 

テキスト ボックス:  
長尾会長 
続いて長尾会長より来賓挨拶として、

@本年度名簿を発行したが、プライバシーということで抑えている方が多い。情報を開示するよう是非、協力してほしい。

A本部総会が京都で5月に開催された。全支部代表より報告を受け、にぎやかであった。東京支部からは活性化に関する取り組みを紹介いただいた。北海道や東北支部では若年層の入会が減っており、総会に数人しか参加できない状況である。

B学生からも洛友会の入会金4000円を徴収している。そのサービスとして、OBの講演会などを開催しており、定着しつつある。

C東京に住んで3年になるが、週末には京都に帰っている。やはり京都は捨てがたい。皆さんも機会を見つけて京都によってほしい。

などのお話がありました。

 

続いて、中原総務幹事より平成21年度行事・活動報告[第一号議案]があり、秋の講演会では本日来賓の長尾先生を講師にお招きして95名の盛大な会になったこと、見学会では理研で説明いただいた方が京大出身者であり、特に情報基盤センター姫野センター長が東京支部会員であった等、の紹介がされました。また拡大クラス会では、新たにS45〜49年度の設立のための活動がおこなわれ、会の開催は本年度になってしまったが、無事「洛談会」として発足できた旨報告され、承認されました。

 

 次に鎌田会計幹事より平成21年度決算報告および監査報告[第二号議案]があり、講演会参加増が主な支出増加要因となっていること、および4月の若手交流会は会計年度上H22年度となること等の説明がありました。この決算内容に対し、塩見監事からは問題なしとの監査報告が行われ、決算報告および監査報告は無事承認となりました。

 

引き続いて平成22年度の役員/評議員/幹事[第三号議案]の提案が行われ、拍手をもって承認されました。平成22年度の新役員は、支部長 井上英也(S44卒)、副支部長 塩見正(S45卒)、監事 小澤秀司(S46卒)、総務幹事 鎌田照己(H03卒)、会計幹事 的場直人(H04卒)、庶務幹事 杉田寛之(H04卒)の6名となりました。

 

 続いて退任される松田前支部長より、幹事、役員の努力へ感謝したい。今後も会員のネットワークが広がっていくことを期待したいとのご挨拶がありました。

 

テキスト ボックス:  
井上新支部長
 ここで司会者が鎌田新総務幹事に交代となり、引き続いて井上新支部長より若手活動、新しい活動に取り組みたい。学舎を同じくした仲間の親交を深めるということが第一の目的だと思うのでよろしくお願いしたいとの就任のご挨拶がありました。

 

  その後、平成22年度行事・活動計画[第四号議案]、および平成22年度予算計画[第五号議案]が説明され、いずれも拍手をもって承認されました。最後に、平成22年度に米寿・喜寿を迎えられた方々(米寿5名、喜寿8名)への祝辞が述べられるとともに、会場より拍手を持って祝意を表しました。

 

以上で全ての議案が承認された後、引き続き佐藤本部幹事より、桂キャンパスや進学・就職状況、教育状況等、京大電気系教室の近況の報告がありました。昨今理科離れ、工学離れ、電気離れが深刻な状況であり、電気系学科は工学部6学科の中でも中〜低の人気となっている。オープンキャンパスや、女子高生向けイベント「テク女子企画」の実施や、夏休みの課外活動「サマーキャンプ」を実施するとともに、修士+博士一貫教育による「研究」に特化したエリート教育を実施しているとの報告がありました。

 

 以上をもって、平成22年度洛友会東京支部総会は閉会となりました。

 

 引き続き、講演会が開催されました。講演会では、講師としてKOMATSU代表取締役会長 坂根正弘氏をお迎えし、「〜強きをみがき、弱みを改革〜」と題して、コマツの概要、海外売上80%以上のコマツから見た世界の動き、経営構造改革、企業価値とブランドマネージメントについてプレゼンテーションを頂きました。坂根氏はコマツが赤字の時代に社長に就任し、2001年より@経営の見える化、A成長とコストの分離、B強みを磨き、弱みを改革、C大手術は1回だけ。の4つのスローガンを掲げ改革に取り組み、コマツをV字回復に導きました。ご講演ではコマツのみならず日本の強み弱みにまで踏み込み、ブランドマネージメントではコマツでないと困る度合いを高め、パートナーとして選ばれ続ける存在となることが重要と熱く語られ、会場を魅了しました。質疑では環境問題へ取り組みに対する見解を求められ、「工業生産段階のCO2排出量ばかり議論になるが、結局は製品の利用時にもCO2を排出している。電気自動車は排出量削減に結びつくといわれているが、発電時のCO2排出まで考慮すると国によって大きく違い、中国ではハイブリット車よりも排出量が大きくなる。企業がビジネスに結びつく取り組みによりCO2の削減も可能だが、京都議定書の範囲では許されていない。ライフサイクル全体を考慮して正確な分析に基づいた議論検討をすべき。」との持論を披露されました。

 

テキスト ボックス:  コマツ 坂根会長

 

 

 

 

 

 

 

 

午後5時45分より恒例の懇親会に移りました。

 

井上新支部長の乾杯のご発声で始まった懇親会は、S21卒からH20卒まで、幅広い年齢層にわたる多彩な参加者の交流の場となりました。料理を囲んで会員の方々の談笑が広がる中、鎌田新総務幹事を進行役として、趣味の会の各幹事から活動の紹介がされ、麻雀会中田様(S38卒)からは、平成卒の方からも参加希望があり今年度は土日開催も検討している、ゴルフ会幹事の大西様(S33卒)からは第120回コンペ開催に際し記念ボールを差し上げることを考えている、とのお話がありました。続いて喜寿代表として近藤様(S31卒)、最年長の武田様(S21卒)からスピーチを頂きました。そして最年少の藤本様、大石様(H20卒)からは、洛友会をしょってゆけるべく頑張りたいとの思いが語られ、大きな歓声があがりました。その後、的場新会計幹事の音頭により、恒例の「琵琶湖周航の歌」を合唱し、最後に塩見新副支部長の中締めにより午後7時15分に散会となりました。

 

テキスト ボックス:  
懇親会 「琵琶湖周航の歌」合唱

[報告] 洛友会 東京支部 総務幹事  鎌田 照己(H03年電U卒)

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.秋の講演会・懇親会

開催日

平成22111日(月) 18:30

 

場所

学士会館

[住所]  〒101-8459東京都千代田区神田錦町3-28

[電話]  03(3292)5936

[アクセス] 地下鉄都営三田線 都営新宿線 東京メトロ半蔵門線

        神保町駅(A9出口)徒歩30

[URL]http://www.gakushikai.or.jp/facilities/index.html

 

講演者

川口 淳一郎 氏 

小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャ

独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 教授

 

スケジュール

18:3019:30 講演会

19:3020:40 懇親会

 

会費

講演会は無料。引き続き、会費制懇親会を開催(会費:2,000円)。

 

報告

東京支部恒例の秋の講演会は、11月1日18時30分より学士会館にて開催された。本年度は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎教授をお迎えした。川口教授は科学界の今年最大のトピックと言われる小惑星探査機『はやぶさ』のプロジェクトマネージャとしてご活躍されたということもあり、会員の皆様の関心も高く、過去最多の160名を超える事前申し込みを頂いた。当日も137名の講演会参加、120名の懇親会参加となる大盛況であった。

 

講演会は井上支部長より、ご挨拶と川口教授のご経歴の紹介から始まった。川口教授は京都大学工学部機械工学科をご卒業後、東京大学大学院工学系研究科に進み、JAXAの前身である文部省宇宙科学研究所に進まれ、最近では2010年度日経BP社「日本イノベーター大賞」を受賞されるなど、現在に到るまで数々の賞を受賞された等、ご紹介があった。

 

テキスト ボックス:  
川口教授
続いて行われた川口教授のご講演では、『はやぶさ』の技術はもとより数々のエピソードが紹介された。ここでは、一部ではあるが紹介させていただく。

 

『はやぶさ』は、1秒間だけ着陸し弾丸を撃ってサンプル収集し飛び立つ。『隼』という字は、その体であるアンテナやソーラーパネル、サンプル収集のホーンを示しているようであり探査機の出現を予言していたかのようだ(会場の笑いを誘う)。


 イトカワでのタッチダウン後の通信途絶という事態においても、「ゴールは地球」、の信念のもと救出を続けた。通信ができないため遠ざかり減少するエンジニア。プロジェクトの終焉を感じさせたいよう可能性を訴える方策を検討し続けた。また、毎朝ポットのお湯を変え「プロジェクトが開店している」ことを演出するなど、関係者を鼓舞し続けた。そうして、7週後46日目に『はやぶさ』より受信。夢ではないかと半信半疑に思ったほどだったという。

 

 最後の試練となったイオンエンジンの故障の際には、「運命とは残酷だ、またダメか」と思わずにはいられなかったが、故障した2台のエンジンそれぞれの中和器とイオン源をバイパスするという奇策により乗り越えた。そして、最後にはイオンエンジンの中和にかけ、中和神社に人生で初めての神頼み。それは幸運以外の科学技術部分を徹底したかどうかを確認するきっかけだったという。

 

 再突入しカプセル分離後にも、メンバーの誰もが『はやぶさ』にふるさと(地球)を見せたいという気持ちで制御を続け、『はやぶさ』自身のカメラにて撮影を試み、そして最後の1枚には見事地球が写っていた。その写真は途中で途切れており状況の厳しさを物語るものであったという。

 

テキスト ボックス:  会場風景イトカワに着陸した際にはNASAからたくさん祝福のメールが来たのに、地球に無事帰ってきた今回はシーンとした感じだったこと、アメリカでは日本が初めてサンプルリターンに成功したという話題は報道されていないという一面も紹介され、世界で一番であることの重要性を訴えた。

 

最後には、若手研究者へ「今の視点のままだと、今の水平線しか見えない。思いっきり背伸びして挑戦して欲しい」とエールを贈り、また、今後も科学界への投資に理解をお願いするという形で、ご講演を締められた。

 

以上、終始穏やかな中に熱く語られていたのが印象的であり、1時間を超えるご講演ではあったが瞬く間に過ぎていた。

 

引き続いて懇親会となった。懇親会は小澤監事の乾杯にて始まった。JAXA所属である小澤監事は6月13日の支部総会の懇親会にて、「本日『はやぶさ』が今夜地球に帰還する。」と紹介した事や、職場では普段大変厳しい川口教授が今日の講演では優しく温厚な面が多く出ていたことに驚いたなどのエピソードを紹介し会場を沸かせた。懇親会での川口教授は、食事に箸をつける間もない程、多くの参加者とにこやかにご歓談されていた。

 

また、参加人数が多く学士会館210号室という大部屋全体での懇親会であり、久々に顔を合わせる会員も多かったようで会場全体に賑わいを呈していた。最後は塩見副支部長より「事業仕分けに負けず、科学界を盛り上げて行きましょう」というお言葉で、皆それぞれの決意を胸に抱きつつ、散会となった。

 

 

※『はやぶさ』は、世界で初めて小惑星からサンプルリターンを果たした探査機である。2003年に打ち上げられ幾多の困難を乗り越え本年6月に無事帰還した。本講演後の11月16日、JAXAはカプセル内から回収された微粒子のほぼ全てがイトカワ由来のものと判断されたと発表した。12月に川口教授ご自身の著作「はやぶさ、そうまでして君は」が宝島社より出版されている。

 

[報告] 洛友会 東京支部 総務幹事  鎌田 照己(H03年電U卒)

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3.見学会・旅行会(中止)

平成23年3月12日(土)に、恒例の東京支部見学・旅行会を計画しましたが、前日に東日本大震災が発生したため中止としました。間宮馨元支部長のご紹介で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)調布航空宇宙センタ−を見学し、近くの深大寺周辺を散策する計画で、当初60名におよぶ参加申し込みがあり、JAXAの関係者も含めて準備を調えていたところです。急遽夜にかけて中止連絡を行うとともに当日のバス集合場所の横浜駅、東京駅で連絡出来なかった方への対応を行いました。

 

[報告] 洛友会 東京支部 会計幹事  的場 直人 (H4卒)

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4.趣味の会

 

幹事

 

(1)囲碁会

喜多村 滋 (S36卒)、向井 利典(S41卒)

囲碁会行事案内

(2)麻雀会

中田 良知 (S38卒)

麻雀会行事案内

(3)ゴルフ会

古澤 久具(S35卒)、山澤 穣(S38卒)、鈴木 洋(S40卒)

ゴルフ会行事案内

(4)洛謡会

村上 薫 (S36卒)

洛謡会行事案内

(5)テニス会

山内 英樹(S44卒)、田中 喜男(S44卒) 、成松 洋(S46卒)

テニス会行事案内

 

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5.拡大クラス会

名称

平成22年度 幹事

 

()おぼろ会[S21〜S24卒]

舟田 正男(S24卒)、門脇 誉男 (S24卒)

おぼろ会行事案内

()五九洛会[S25〜S29卒]

室賀 弘(S27卒)

五九洛会行事案内

()みとおし会[S30〜S34卒]

葉原 耕平(S30卒)、魚住 薫(S30卒)

みとおし会行事案内

()京極会[S35〜S39卒]

村上 薫(S36卒)

京極会行事案内

()洛粋会[S40〜S44卒]

來山 征士(S42卒)

洛粋会行事案内

()洛談会[S45〜S49卒]

塩見 正(S45卒)

洛談会行事案内

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6.幹事会

日時: 平成22年5月30日(日) 12:00〜15:00

場所: 学士会館本館(3階302会議室)
      住所:〒101-8459 東京都千代田区神田錦町328
      電話:0332925936
      交通:地下鉄都営三田線または都営新宿線または営団半蔵門線
         神保町駅(A9出口)徒歩30
      
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html

出席者: 幹事、評議員、役員 計30名
      役員出席者: 井上 副支部長(S44 卒)、塩見 監事(S45 卒)、
               中原 総務幹事(H02 卒)、鎌田 会計幹事(H03 卒)、堤 庶務幹事(H02 卒)


会費: 無料

主な議題: 
 (1) 平成21年度行事・活動報告
   承認
   「活動状況の連絡周知方法について」
   @意見・要望
    ・ 会員の消息に関して正しく掌握されているとは言い難い。会員からの連絡を待つだけでなく、何らかの方策を
     打てないか。
    ・ 少なくとも幹事相互の連絡に関しては、支部所有のメーリングリストを使わせてほしい。
    ・ 洛友会本部および支部のホームページの存在について広く周知すべき。京大メールマガジンも周知されていない。
   A支部としての対応
    ・ 会員の消息を掌握することは重要な事項だが、これまでの方法を振り返ってどのようにしたら改善されるか支部
     役員で考えることにしたい。年次幹事に義務付けていくことも一案である。
    ・ メール環境の調達は、役員が自発的に行ってきたものであり、支部としてその環境に依存することは問題がある。
     かといって支部独自で立ち上げるには予算上の制約もあり、検討を要する。
    ・ ホームページにしても現在は本部の環境に依存しているところでもあり、改善案を検討しなければならない。
    ・ メールとホームページに関しては、個人情報や連絡先のセキュリティポリシーに対応したあり方を整理する必要が
     ある。
    以上、支部役員の今後の検討課題とする。ホームページの存在については早急にURLを再周知する。
 (2) 平成21年度決算報告および監査報告
   承認
 (3) 平成22年度の役員/評議員/幹事
   承認
 (4) 平成22年度行事・活動計画
   承認
   幹事会、総会はこれまで日曜日に開催されてきたが、土曜日開催を望む声もある。開催曜日については、会場予約の
   都合もあることから、役員に一任されることとなった。
 (5) 平成22年度予算計画
   承認
   「次年度繰越金」の適正化について
    H21年度幹事会で提起され、平成21年度役員への引継ぎ事項とした「次年度繰越金」の適正化(第一号議案1.7(2)
    参照)について、役員による討議結果として以下の提案を行い、承認された。
   <提案内容>
      適正繰越金を一年分の定常支出額(145万円(注)とする)分と考え、繰越金の適正化を目的として、今後年間
     支出額を定常支出額より増額して予算化する。ただし、この増額予算は5年間の時限措置とする。また、状況の
     変化があれば補助の減額もあり得るものとする。
      適正繰越金を一年分の定常支出額(145万円)と考えると、現状の繰越金226万円は約80万円多いことになる。
     従って、これから5年かけて繰越金を適正額まで圧縮する。
      増額対象は以下とする(5年間で計76万円の増額)。
      ◎趣味の会補助を2万円(現1万円)に増額:+25万円(1万円増額×5会×5年)
      ◎既存拡大クラス会補助を2万円(現1万円)に増額:+25万円(1万円増額×5会×5年)
      ◎洛談会発足分:+6万円(発足時のみ2万円増額+1万円増額×4年)
      ◎新規拡大クラス会発足分(H23年度に1会の発足を想定)+5万円
       (発足時のみ2万円増額+1万円増額×3年)
      ◎若手層活性化活動費(定常年間予算11万円)14万円に増額:+15万円(3万円増額×5年)

      (注)定常的な収入は、現会員数維持を前提とすると年間130万円、隔年の本部総会補助30万円を年間平均に
         すると、+15万円、合計145万円となる。従って、定常支出額は145万円とする(繰越金が増減なしで、その
         まま残る額)。
 (6) 米寿・喜寿のお祝い
   承認
   @意見・要望
    ・ 総会議案で名前のみ記載して祝意を表すだけでは形式的にすぎないか。該当者に記念品を出してはどうか。
     以前はもっと会費が多くあり対応できていた。
    ・ たとえ名前のみの記載であっても、総会の場で紹介され祝意を表してもらえるのはありがたいと感じる者もいる。
    ・ 対象者は総会会費が無料となっており、恩恵も受けている。
    ・ 該当者の生年月日が記載されているが、プライバシーの関係上外したほうが良い。
   A支部としての対応
    ・ 記念品を出すべきとの動議については、反対多数で否決。
    ・ 生年月日を記載しないことについては賛成多数で決定。



7.若手勉強会

しばらく間が空きましたが、東京支部主催の第4回若手勉強会を平成23年2月16日(水)午後7時から、ホテル銀座ラフィナートにおいて総勢27名(S44卒〜H20卒)の参加を得て開催しました。これまでの3回の勉強会はJAXA東京事務所の会議室で行ってきましたが、今回はNTTドコモの太口さん(H04修)の尽力により、銀座でありながら格安な料金で開催することができました。参加者の卒年次別分布は下図の通りです。

 講師は洛友会会員で、現在Tata Teleservices (Maharashtra) Ltd.取締役 兼Tata Teleservices Ltd.経営企画部長としてインドで活躍されている高原幸一さん(S61卒)から、「タタドコモ流インド市場の攻略法」のタイトルで講演いただきました。講演では、成長著しいインドの概要として経済面のみならず文化面も含めた紹介から始まり、インドの通信事情と進出にあたってのパートナーとの付き合い方、現地へ出向する人材の募集など、海外進出におけるノウハウの一端を紹介頂きました。また、シェア拡大のためのブランド戦略についても、現地で放送されているCM映像とともに紹介され、思わず口ずさんでしまうフレーズが成功のカギであると納得させられました。さらに、インドでの事業展開における課題と展望についても、実体験での苦労話や付き合ってみてわかるインド人気質を踏まえて語っていただき、大変中身の濃い1時間でした。参加者のアンケート結果をみても、回答者22名のうち21名が「大変良かった」と非常に好評でした。

 

また、高原さんからインドのお土産として「ガネーシャ」という、スタートをつかさどる神の木彫りの像が参加者全員に配られました。インドではプロジェクトの立ち上げ式などで社員に配られるということですが、こういった高原さんの細やかな心遣いがビジネスを成功に導いたのではないかと感心しました。

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高原幸一 講師(S61卒)

勉強会概要

 

 

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お土産の「ガネーシャ」

 

 

 講演後、高原さんを囲んで懇親会となり、井上東京支部長との京大陸上部での繋がりやインド赴任の裏話などで盛り上がり、和気あいあいと宴が続きました。

 

[報告] 洛友会 東京支部 若手勉強会幹事  高畑 博樹(S62電U卒)

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以上