「洛友会50周年」によせて
洛友会会報 200号


「洛友会50周年」によせて

皆川 長也(昭和35年卒)

 春の支部総会で、支部長以下当年度の体制が決まることとなるが昨年は大阪にて本部総会と同時に開催され、そこで大阪メディアポート伊藤副社長様(現社長、昭和34年卒)より支部長を引き継ぎました。そのときの本部総会で近藤先生(現会長)より「洛友会が50年になる」そして先生ご自身が「若い頃よりずっと携わってきた」とのことをお聞きし、その長い歴史を、そして支部長の責任の重大さをずしりと感じた次第であります。
 今回50周年会報を出されることとなり、そこに現支部について書く機会を与えられたことは非常に光栄に感じております。余談にはなりますが「洛友会」という名称はすばらしく、「古き良き京の都に共に学びし者が相集う」ということでいろいろのところにあり、私が入社したとき、そこに「洛友会」があり、早速入会、またある年月が経ち同期が集うと「洛友会」を立ち上げました。また私の所属するゴルフクラブにも「洛友会」があり、入会しております。このように洛友会はいろんなところに広がりをもっているようであります。
 さて、私の支部長の任期もあと少しとなり全力をあげ、全うしたいと思っておりますが支部長会社として電工会社は初めてでありまして私の会社には会員の若い人が一人だけで今回は関西電力さんにお世話をしていただきました。総務幹事には48年卒の大津谷正和君、会計幹事には57年卒の福田隆君になっていただきご苦労をおかけしました。私どものただ一人の若い長谷川光宣(平成8年卒)君も私と幹事さんの連絡をよくやってくれました。皆さん方に心から感謝している次第です。
 この体制で今年度は
 ◎卒業生皆さんに楽しく、魅力ある関西支部として特に若手が参加いただけるように
 ◎財政の健全化、若手が参加し出せば納入率も上がるだろう
との目標のもと努力してきたつもりでありますが、その結果のご批判を待ちます。
 さて、魅力ある会として大勢の参加特に若手の参加ということで皆さんに会の内容の周知ということで支部ホームページを立ち上げておりますが中味を充実していくと共に本部ホームページを立ち上げ連携をとっていく必要があると思われます。
 財政に健全化については非常に難しいことではありますが、平成11年に特別活動され納入率が40%台のから45%台にあがった実績が継続されていましたが今年は時節柄特に厳しいようであります。皆様のご理解が得られるよういっそうの努力が必要と思います。
 何といっても我々として秋のビッグイベントの家族見学会を如何に実施するかが使命であります。役員一同相集い、会員の皆さんが家族共々参加したいと思うものは何か、意見交換しましたが昨年のUSJのようなビッグイベントは今年は関西にない。いろいろのやり取りの中で今までやられていなかった「自らが体験してもらうこと」を入れ、チボリ公園を組み合わせることとしました。計画を決定するまでが大変でした。
 実施日は早朝よりの集合でしたが関西電力よりの大勢の世話役をお願いし特に目立ったのは多くのお子さん・お孫さん連れが参加され、初めての土こねを楽しまれていたようです。作品は焼きあがってから届くことになり、皆さんは楽しさを後にも残されて終えたようでした。先般の役員会の際、近藤先生から「良い作品が届いたよ」とのお話があり、体験コースも良かったのかなとの思いをいたしました。
 本年の総会も6月15日に決め、3月中に次期体制へ引継ぎを終えたいと思っております。次の支部長は、また当社の細田純一郎君((株)きんでん専務、昭和36年卒)であり、副支部長には三木弼一君(松下電器産業(株)専務、昭和37年卒)にまげてお願いいたしました。来年度は2年に1回の名簿作成の年にもなります。名簿のCDーROM化等も提案しましたが、現行の名簿作成となるようです。皆様方の一層のご協力をお願いするところであります。
 今の世の中は、経済はデフレからの脱出がままならず株価の低迷等混沌としており政治においてはイラク・北朝鮮問題解決は先の見えない状態にあり戦争の危険性もはらんできております。
 卒業生の皆さんにおかれては、このような中で各界でご活躍中と思いますがこのような時だからこそ心のよりどころとして、いやしどころとして「洛友会」の存在意義は高まってくるものと思います。
 本年は「洛友会」は50周年。みんなの故郷として一層発展していくことを祈念して50周年のお祝いも含めての寄稿とさせていただきます。

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