同窓会報告(4)
洛友会会報 209号


昭和35年卒クラス会報告

45周年は琵琶湖、桂へ
 昭和35卒電気、電子クラス会も45周年を迎える事となった。20周年(宇治、花やしき浮舟園,25周年(箱根、小田急山のホテル)、30周年(京都木屋町、鮒鶴)35周年(箱根、箱根プリンスH)、40周年(京都、全日空H)、そして今回は吉田分校時代にクラス対抗のボート競技で青春の汗を流した琵琶湖に戻ってきた。盛りを過ぎたとはいえ往く春を惜しむがごとき桜に迎えられ、琵琶湖クルーズや石山寺周遊のウオーキングをそれぞれに楽しんだ後4月17日夕刻大津プリンスHに集合した。
 20世紀の日本経済の繁栄にエコノミックアニマルの先兵として少なからず貢献したという自負はあるものの、大半はすでに第2、第3の人生に入っており、ディナーでの近況や関心が極めて多岐に渡る各人のスピーチを楽しみ38Fラウンジでの二次会では琵琶湖のナイトビューを楽しみながら時の過ぎるのも忘れての青春の懐古、そして翌日は21世紀における世界の知の新しい殿堂として産声を挙げた誇らしきわが母校桂キャンパスを訪問した。新緑に映える桂キャンパスの正面大スクリーンに浮かび上がった歓迎メッセージと共に、松重副学長を始めとする電気系教室の皆さんの心づくしの歓待により、我ら45周年の同窓会を更なる想い出深いものにしていただいた事にあらためて感謝している。フィナーレは、今が正に旬の筍料理を洛西筍亭で楽しんだ後50年の再会を約し解散した。
同伴のクラス会が定着
40年の会合から夫婦同伴での参加を呼びかけ今回も12組の同伴者を含む56名が全国から集まった。令夫人たちの間にも新しい友情の輪が広がり、会合が一層華やいだものになっている。
アルバムが想い出を倍加
35周年のクラス会から毎回アルバムを作る事も定例化している。腕に自信のあるプロはだしのカメラマン達とPCによる手作りのアルバムは、想い出を倍加し友情の絆を深めてくれるのである。
趣味の会も多彩に
25年のクラス会から始まった「ゴルフ」はその後年一回のコンペが20年間続いており、今年は10月17日大熱海国際CCで予定されている。関東を中心に「ウオーキング」が年数回催されているし、昨年から「スキー同好会」が結成され京大ヒュッテを根城にツアーが定着し始めた。デジタル一眼レフの普及に刺激され「カメラ」の会が最近まとまり、「俳句」の会も準備されだした。関東での「新年会」、関西での「七夕会」もすっかり定着しているしこれらの会合の連絡に我らクラス会専用のHP 35RAKUYUが極めて有効に機能している。
The Partners of Our Golden Age
我々は同窓会ごとにその年代に応じたキャッチフレーズをつけて楽しんできたが、今正にGolden Ageに入っている。京都で芽生えた友情の絆を5年ごとに大事に育んできたクラス会は、これからの人生に彩りを添えてくれるますますかけがえの無い大事な宝になっている。50周年の幹事を引き受けてくれた藤、皆川、北脇、辻(伸)君達のアイデアで今度はどんなドラマが待っているのか今から楽しみな事である。
 三浦良和、三木亮爾、新田東平、角忠夫(昭35年卒)記  

  ページ上部に戻る
209号目次に戻る



洛友会ホームページ