支部だより(7)
洛友会会報 209号


東京支部総会・講演会・懇親会の報告

平成17年6月18日(土)に目黒の八芳園にて東京支部の支部総会・講演会及び懇親会を開催しました。総勢68名による会合となりました。
支部総会は午後2時に馬場支部長による挨拶で始まり、昨今の同窓会活動の状況に関して、特に財政基盤の立て直しが急務になっている旨の報告がありました。
続いて、田村総務幹事から平成16年度の行事、予算・決算、会計監査結果の報告があり、決算内容が承認されました。さらに、会費納入率の低下、個人情報保護法施行に伴う名簿広告収入の維持の危機という洛友会をとりまく環境の変化を考慮して、今後の東京支部の活動は、低予算を前提に受益者負担を進めていく必要があるとの考え方についてご理解を頂き、その一環として、米寿・喜寿会員への記念品贈呈の廃止を盛り込んだ修正案が説明され、承認されました。引き続いて次期役員候補の紹介が行われ、拍手をもって承認されました。
平成17年度の新役員は支部長 古濱洋治(昭38卒)、副支部長 松本慎二(昭40卒)、総務幹事 川上弥(昭61卒)、会計幹事 大矢智之(昭62卒)、庶務幹事 富岡耕治(昭61卒)、監事 向井利典(昭41卒)の6名です。馬場支部長は退任に際して、本年度の残課題への心残りと、新年度役員への期待、また東京支部活動への会員各位の支援に対するお願いを述べました。
その後、役員交代し、古濱新支部長が、洛友会東京支部財政基盤回復の取り組みに対する意気込みと、そのために必要な若年層の活性化について述べ、具体的には、年次毎の横の繋がりだけでなく、研究室の縦の繋がりを掘り起こすことに関し、本部や教室と密に連携をとった活動を行っていく、との挨拶がありました。
続いて、川上新総務幹事より 平成17年度の行事、予算計画が説明され、拍手をもって承認されました。 また、その後、古濱新支部長より、平成16年度に米寿・喜寿を迎えられた方々(米寿2名、 喜寿8名)への祝辞が述べられ、出席されていた米寿の河原様(昭18卒)に会場より暖かい拍手が送られました。以上をもって、平成17年度洛友会東京支部総会閉会となりました。
同日、同会場で午後3時10分より、洛友会本部総会、また引き続き午後4時30分より講演会が開催されました。
講演会では、まず、「JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙開発」と題して、前JAXA理事、SCAT(テレコム先端技術研究支援センタ)顧問の古濱洛友会東京支部新支部長(昭38卒)を講師として講演を行いました。JAXAの成り立ちから、最近の衛星打ち上げ成功の偉業に関する話題、また最新の地球観測衛星による観測データの紹介まで、日本の宇宙開発事業の最前線のお話しを頂きました。また、続いて、 JAXA経営企画部長 小澤秀司氏(昭46卒)をお招きして「JAXA長期ビジョン」と題したご講演を頂きました。JAXAの基本理念と使命、国の政策としての宇宙開発の重要性の話題からはじまり、2025年までを視野に入れた壮大な宇宙開発ビジョンを紹介頂きました。いずれもビデオ映像の紹介を含む、たいへん興味深いプレゼンテーションで、講演終了にあたっては、参加者一同の感謝の拍手で会場が沸きました。
午後6時前より恒例の懇親会に移りました。池上前洛友会本部副会長の乾杯ご発声で始まった懇親会は、最高齢の昭9年卒市村様から、最年少平8年卒松原様(奥様同伴での参加)まで、多彩な参加者の交流の場となりました。料理を囲んで会員の方々の談笑が広がるなか、本会合で最も多数の参加者があった昭46卒業年次を代表して、成松様と宇治様からの挨拶を頂くと共に、若手参加者を代表して藤井美千子様(昭61卒)からスピーチを頂きました。閉会にあたり、大矢新会計幹事(昭62卒)を中心として、恒例の琵琶湖周航の歌の合唱を行い、最後は古濱新支部長の中締めにより午後7時30分に散会いたしました。(大矢智之(昭62年卒)記 

                   

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