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中国支部 第４回 企業見学会開催
中国支部では、平成１７年１１月１２日（土）に「第４回 企業見学会」を開催しました。
今回は、岡山県倉敷市の株式会社クラレ倉敷事業所（玉島）を訪問し、中国支部としては初めてとなる岡山県での見学会を実現することができ、岡山方面からの参加者を含め１１名の会員の方に参加していただきました。
株式会社クラレは、レーヨンの事業化を目的として倉敷市に誕生した会社で、人工皮革＜クラリーノ＞、不織布＜クラフレックス＞、面ファスナー＜マジックテープ＞が有名ですが、現在は独自性の高い製品群を化成品、樹脂、繊維、機能材料、メディカルなど様々な分野で展開しています。
倉敷事業所（玉島）では、２００２年からボイラー用の燃料である石炭の代替燃料としてバイオマス燃料（建築系解体木屑）を導入し、バイオマス発電により工場に電力を供給しており、当日はこのバイオマス発電設備を見学しました。
ビデオとパンフレットにより概要を説明していただいた後、２班に分かれ、バイオマス燃料の燃料化設備から制御室まで工場内をご案内いただきました。
クラレ様には、ご多忙中にもかかわらず、丁寧にご案内いただき、会員一同、バイオマス発電に関する知識を深め、地球温暖化防止や循環型社会の形成への取り組みに感銘を受けることが出来ました。
見学会後は倉敷市の美観地区で昼食会を行い、その後、観光シーズンで観光客でにぎわう中、倉敷の古い町並みを散策し、会員間の交流を深めることが出来ました。
最後になりますが、今後ともより多数の会員に参加していただける企画を実行し、洛友会中国支部の活動を盛り上げていきたいと思います。
（平成１０年卒 平岡正憲）記
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