本部だより(1)
洛友会会報 212号


洛友会本部からの近況報告

木村磐根(昭和30年卒)

 昨年1年間は洛友会改革案を煮詰める年でありましたが、平成18年度はそれを実行に移す年になります。会員諸氏のご支援を是非よろしくお願い致します。
 具体的には、若い層の会員に洛友会に対する親近感を持っていただく必要が感じられています。そのこともあって、4月からは洛友会本部事務局を京都大学の桂キャンパスに移すことになりました。応用科学研究所には長い間事務局のお仕事をお引き受けて頂きましたこと、洛友会として厚く御礼申し上げる次第です。
 この3月に卒業する電気電子工学科の学部学生には、これまで同様洛友会に入会して頂くのですが、これまでは事務的に会費だけを集めるということで対応しておりました。本年から3月24日の卒業式後、教室でも卒業生を講義室に集め、学科長から卒業証書の授与を行い、はなむけの言葉を述べられる機会が作られ、そこで長尾 眞会長から洛友会のご説明を頂ける事になりました。学部卒業直後から洛友会会員としての意識を強く持ってもらえるのではないかと期待しております。また入学式の日(4月7日)にも、教室でのガイダンスに長尾 眞会長が洛友会の説明をして頂きました。平成18年度の学科長は、新入生だけでなく、4月に実施される2年、3年、4年生のガイダンスでも洛友会の資料を配布して説明して下さることになっています。
 洛友会改革WGでの結論の一つとして、学生を含む現電気関係教室と、洛友会との密接な連携の必要性の認識がありましたが、学生が電気電子工学科に入学した時点から洛友会という同窓会の存在を意識してもらうという具体策の一つであります。
 また電気関係教室の情報誌Cueを、会費を払って下さっている会員全員にお送りすることを本年2月から始めました。一方、本部ホームページからも洛友会報とともにCueのすべてのバックナンバーがご覧いただけるので、インターネットをお使いの会員からは本誌の郵送は不要であるとのお返事を多数頂いております。教室および洛友会にはできるだけ関心を持って頂けるよう期待していますが、一方郵送料等の経費をできるだけ節減して、会の財政を楽にして頂ければ大変有難いことであります。
 洛友会報4月号には郵便局のほか、どこのコンビニでも振込みをしていただける会費納付書を同封いたしますので、どうか会費納付には全面的にご協力のほどお願い致します。5年分まとめて納付できるようにしてはどうかという会員からの建設的なご意見も頂いていますが、会費管理事務が大変複雑になることもあり、今後の検討事項と致しております。
 また本4月号会報と同封いたしました長尾 眞会長からの「名簿管理と名簿発行のための調査用紙ご記入のお願い」にも述べられておりますよう、本年秋には会員名簿を発行することで準備を始めております。会員の方々には色々なご意見をお持ちとは存じますが、会員にとって役に立つ名簿が発行できますようこの調査に是非ご協力をお願い致します。勿論個人情報の流出などが決して起らないよう事務局側も十分配慮致します。なお本号森本関西支部長の巻頭言にも述べられておりますように、各支部にお願いして名簿広告費を集めることは困難な時勢となっていることから、広告なしで発行せざるを得ません。そのこともあって、今回名簿の発行ができたとしても、今後はこれまでのように隔年ではなく3〜4年の間隔となります
 なお先述しました新しい洛友会本部事務局のアドレスと責任者名は本会報第1面に示しております様になりました。それとは別に会員管理会費徴収などの事務のための分室を近畿発明センター内に置いておりますのでご承知おき下さい。
                

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