会員寄稿(5)
洛友会会報 218号


昭和34年卒業クラスメートの近況

冨嶋 茂樹(昭34年卒)

 既にご存知の方も多いと思いますが、週刊朝日に「週刊朝日の悪口書いて世界一周」という創刊85周年記念懸賞エッセー募集があり、これに応募した最優秀作品が本年5月4−11日号に掲載されました。この最優秀作品の作者が我々のクラスメートの三輪 修君であります。「夕日街道をゆく」という表題の作品ですが、週刊朝日が長年取り上げてきた作家の作品に関する批評や、最近の週刊朝日の軽薄な傾向などを厳しく記した彼の「悪口」は電気技術者からは想像もつかない素晴らしい文章(失礼)で書かれていて、一読の価値があると思います。またこの懸賞金で最近10カ国15都市を39日間で周られた旅行記が、10月5日号に掲載されています。三輪さんは電子工学科を卒業され、富士通に入社、電子計算機開発当初のコンピュータの開発に従事され、京都大学へ納入されたFACOMなどにも関係しておられます。
  もう一つですが、やはり34年電気工学科卒業のクラスメートで東芝にお勤めであった西島誠一さんのご長男西島秀俊さんは、今をときめく俳優としてよく知られています。昨年はNHK朝ドラの「純情きらり」の杉冬吾役を、現在は、やはりNHKの土曜ドラマ「ジャッジ・島の裁判官奮闘記」で主人公の三沢恭介役を演じておられます。テレビ、映画、舞台、CMなどで大活躍です。同期卒業の一人としてご本人等のご了解を得ずに無断でご紹介をさせていただくことをお断りいたします。






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