支部だより(1)
洛友会会報 219号


関西支部家族見学会報告

岩城 吉信(昭57年卒・関西支部)

 関西支部では恒例の家族見学会を10月13日(土)に開催しました。本年は、52名の参加をいただき、国立国会図書館関西館、きっづ光科学館ふぉとん、月桂冠大倉記念館を訪れました。
 京都駅をバス2台で出発し、けいはんな学研都市にある国立国会図書館関西館に到着すると、国立国会図書館長の長尾先生をはじめ職員のみなさまにお出迎えいただきました。私たちは、関西館の役割について説明を伺った後、大規模な書架や自動書庫からの資料搬送設備を見学しました。また、関西館には46万点の国内博士論文が所蔵されており、その中から日本のノーベル賞受賞者の博士論文も閲覧させていただきました。
 その後、正倉院近くの食事処で昼食です。田中支部長のご挨拶の後、おいしい食事を頂きながら相互の親睦を図りました。
 午後は、国会図書館から程近いところにある、きっづ光科学館ふぉとんを見学しました。この科学館は関西光科学研究所が建設、平成13年にオープンしたものです。私たち一行は光の不思議を体験し、光の基本的な性質から最先端の利用技術まで楽しみながら学ぶことができました。
 その後、一行は京都伏見にある月桂冠大倉記念館を訪れました。ここでは、京都市指定の有形民俗文化財に指定された貴重な酒造用具類を見学、伏見の酒造りと日本酒の歴史を学んだ後、明治大正期に販売された吟醸酒の復刻版を味わいました。また、この一帯には江戸期から平成に至る各時代の酒蔵や建造物が集まっていて、幕末の風情を感じることもできました。
 天候にも恵まれた今回の見学会、いろいろ学び楽しみながら相互の親睦を図れた一日でした。

  内田堅二(昭62年卒)記





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