支部だより(6)
洛友会会報 221号


北陸支部総会報告

 平成二十年六月七日(土)福井市の「開花亭」において、平成二十年度北陸支部総会を開催いたしました。本部から長尾眞会長、教室から黒橋禎夫教授をお迎えし、合計十八名が出席いたしました。
今年も昨年に引き続き、支部総会前に講演会を開催いたしました。今年は黒橋教授に「計算機による言語の理解をめざして」と題し、ご講演をいただきました。近未来に実現が予想される計算機の性能向上などによる精度の高い自動翻訳、膨大な情報量の中からの効率的な情報検索について、具体例を示しながら、わかりやすくご説明いただき、出席者の様々な質問・疑問にも丁寧にご対応いただきました。
 支部総会では、冒頭、松木支部長からご挨拶いただき、開催箇所である福井に関する印象をお話されました。その後、幹事より松木支部長が電気学会総会において、電気学術振興賞著作賞および論文賞を受賞されたことが紹介されました。
 次に長尾会長よりご挨拶があり、幼少の頃、福井県織田町に住んでおられたことを懐かしく語られました。続けて、本部における平成十九年度の事業報告および収支決算、ならびに平成二十年度の事業計画および収支予算についてお話があり、広報誌cueの発行についても触れられました。また、会費納入状況の推移や学生会員の加入についてご紹介がありました。
 引き続き、黒橋教授より電気系教室の近況についてお話があり、桂キャンパスへの移転状況、および電気系の松本紘理事(昭和40年電子卒)が次期総長に選任されたうれしいお知らせを含めた教員の方々の異動状況や、卒業生の進路の状況についてご説明をいただきました。大学院進学に関しては、今年度より博士課程前後期連携教育プログラムが電気電子工学専攻で開始されたことをご紹介いただきました。
 最後に、支部幹事から支部近況報告、会計報告に関する議案を説明し、ご承認をいただきました。
 総会終了後の懇親会では、先生方や先輩・後輩、あるいは旧友と酒を酌み交わして歓談し、楽しいひと時を過ごしました。最後に琵琶湖周航の歌と逍遥の歌を合唱し、松木支部長ご発声のもと、万歳で散会となりました。

(平5年卒 林正則)記



              

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