同窓会だより
洛友会会報 225号

 
昭和39年卒業 45周年同窓会

 我々昭和39年に電気・電子を卒業した者計86名は今春卒後45周年となり記念同窓会を4月19日(日)開催した。場所についてアンケートをとった結果やはり京都でという意見が多く昨6月頃時計台下ホールで唯一空いていたこの日を設定した。
 基本コースは13時濱大津に集合、観光船ミシガンに乗ってしばし琵琶湖周遊。雲一つない穏やかな快晴、甲板でも風がさわやかであった。「語れ我が友 熱き心」を思い出し、語り合った。下船後京阪で出町柳に出 三々五々昔の下宿跡を探したり 百万辺角の京大の石垣が通り抜けになっているのに驚いたり 構内をスケッチしたり 散策したりして会場の時計台を目指して歩いた。総会は18時から開催 46名の参加 居所判明している生存者は74名なので出席率は63%。 主任教授だった池上先生やこの5年間に亡くなった3名の方へ黙祷。最近の大学の状況、会計報告の後開宴。今回は地産地消をモットーとし 京大が開発に関ったエジプト古代麦種から造ったビール「ルビーナイル」で乾杯。 京都産の酒米「祝」から醸した吟醸酒「古都千年」、京都産の筍、乳酸菌を使った漬物等々を提供。この年になると蒸留酒がよく売れるものだが このお酒よく売れた。ついでワイン。お土産には「総長カレー」を配った。50年までもたないかもしれんと卒後初めて参加した者2名。


 

  入学時の安保騒動、所得倍増論。卒業年のオリンピックや新幹線開通以後量の充足を求めて経済成長に貢献した我々も今の年齢では平均余命後十五、六年。だから「皆大いに楽しもうや」ということで、5年毎では期間が空きすぎると次回は2.5年後の2011年秋 関東幹事で開催することに決めた。
 2次会は翌日の便利性を考えて多くの者が泊まった京都駅前の「エルイン京都」で35名が参加。翌日も好天に恵まれ、Golf組18名は瀬田ゴルフコースで腕を競い合い唯一人貸しクラブでプレーした者がべスグロを出したとか。観光組9名は御所の特別公開に参加 その後植物園で桜吹雪に包まれながら悠々たる時間を楽しんだ。
 それ以外の者も親孝行や奥さん孝行する者、墓参りに行く者などこれを機会にそれぞれ好天の京都の春を満喫した。
  (昭39年卒 留岡 寛記)
 



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