1.総会 ・・・・・・・・・ |
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2.旅行会 ・・・・・・・ |
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3.見学会 ・・・・・・・ |
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4.講演会 ・・・・・・・ |
年1回を予定(開催時期、講演者・テーマ:未定) |
5.趣味の会 ・・・・・ |
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6.グループ活動 ・・ |
去る6月19日(土)、八芳園(東京都目黒区)において平成11年度洛友会東京支部総会・本部総会・懇親会がとり行われました。当日はあいにくの雨模様でしたが、73名のご出席で盛大な催しとなり、とくに平成年代の卒業生など若い方の参加が目立ちました。
今回は東京支部総会と本部総会とが合同開催のため、本部から近藤会長(昭18卒)はじめ、上田先生(昭34卒、新副会長)、木村先生(昭30卒、本部幹事)、松本本部幹事(推薦)をご来賓としてお迎えするとともに、関西より大嶋副会長(昭19卒)、神戸本部幹事(昭14講卒)、東京より池上先生(昭22卒、副会長)がご列席になりました。
(1)東京支部評議員会・支部総会
東京支部総会に先立ち別室にて支部評議員会を行ない、三橋支部長(昭32卒)のご挨拶のあと、伊藤総務幹事(昭54卒)より平成10年度行事・決算状況と、平成11年度の役員・幹事候補紹介と、行事予定・予算案を説明。とくに平成10年度より新たに開設した東京支部のインターネットホームページが好評との声が寄せられました。
支部総会は三橋支部長のご挨拶に始まり、平成10年度支部活動の無事終了への感謝とともに「地球環境をよりよい方向へ進める先端技術の中心として、洛友会会員の役割の重要性」を強調、今後の洛友会の発展に期待を寄せられました。続いて伊藤総務幹事より平成10年度の行事・決算報告を行ない、承認を受けました。
この後支部役員・幹事が交代し、平成11年度は廣支部長(昭33卒),川本副支部長(昭34卒),濱野総務幹事(昭55卒),大橋会計幹事(昭56卒)の体制にて支部活動を運営していくこととなりました。
廣新支部長からは新年度のご挨拶において、これまでの活動内容を継続しつつ、若手会員の参加の充実促進とともに、会員の方のご支援のお願い、とくに2年に一度の名簿改定と企業広告募集に対するご協力をご要請になり、引き続き濱野総務幹事より平成11年度の行事予定・予算案について説明。承認を受けました。
最後に支部恒例の米寿・喜寿を迎えられた方(米寿3名、喜寿9名)のお祝いに移り、当日ご列席の市村宗明様(昭9卒)が米寿代表、老田他四郎様(昭20卒)が喜寿代表として、廣支部長からお祝い品の目録を手渡されました。
(2)本部総会
支部総会に引き続いて木村先生のご進行により本部総会が開催され、近藤会長の開会のご挨拶では冒頭、東京支部の活動やホームページなど新しい試みに賛辞をいただくとともに、本部の支部活動支援への理解を求められました。大学改編問題については、「21世紀に向け、日本独自の科学技術により今の経済状況を変えていく必要があり,技術の根幹である大学の構造改革が要求され,現在大学院を中心とした大変革を行なっている」ことを説明されるとともに、「洛友会も運営の岐路にあり難しい局面だが、これからは洛友会と教室との距離を詰め、緊密な関係を保ちながら運営していく方針」を強調。また電気系教室創立100周年記念行事への多方面からの支援にお礼を述べられるとともに、継続して卒業生と教室とを結ぶパイプの役割を果たしていく計画を説明されました。
平成10年度事業報告・決算報告と平成11年度事業計画・予算案について松本幹事のご説明に対し、全会承認。とくに会費納入率低下と、これに対する支出削減努力への理解を求められました。また役員改選では、上田先生が新任副会長として承認されました。
個別報告では、100周年記念事業として、日本の科学技術の発展に向けた大学院とくに博士課程専攻生の充実のため産学協同で奨学活動を展開すべく「電気電子情報技術発創協会(仮称)」の実行委員会を発足し、広く企業・個人の会員を募っていく計画についてご説明がありました。
電気系教室の現況については、田丸先生のご退官、学生の就職状況、キャンパス移転や阪大戦終息の話題の後、上田先生より大学改編に関するご説明があり、これまでの4年制大学でなく大学院が構造母体となる大変革にともない、本来の旧電気系教室の大学院を主体とした工学研究科の電気電子関連専攻から分離して情報学研究科やエネルギー科学研究科に移籍した教室について、学生の洛友会への帰属認識が将来問題となってくる状況とのこと。会場からは「3つの研究科の卒業生全てを洛友会がカバーしてはどうか」とのご提案もありましたが、規模が大きすぎることや他の同窓会との関連など難しい問題を含んでおり、大学改編に対して洛友会のあり方を考える必要性を再認識し、「教室との距離を詰め、緊密な関係を保った運営」の重要性を痛感しました。
(3)懇親会
懇親会はパーティー会場に移動し、三橋支部長の開会のご挨拶と、本部を代表して大嶋副会長よりご挨拶をいただいた後、川本新副支部長の乾杯のご発声でスタート。立食パーティー形式でお料理、お飲物をいただきながら、旧知の方や新しくお知合いになった方とのおしゃべりで盛上がり、大いに親睦を図ることができました。途中,喜寿代表の老田様、米寿代表の市村様にご挨拶をいただき、老田様からは、悠々自適でなんともうらやましい「欧州洋行三昧」のお話、市村様からは「健康の秘訣は規則正しくストレスない生活が一番」とのなにやら耳の痛いお話をご披露いただきました。
最後に廣新支部長の一本締めにて閉会となりました。
あいにくの雨の中、遠く関西や東北方面よりお越しの方も含め、たくさんの会員の皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。今年度も洛友会および東京支部への暖かいご支援,ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(東京支部総務幹事 濱野 宏(S55卒))
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洛友会東京支部 旅行会報告 |
1.冬桜鑑賞と豆腐作り見学 |
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この後バスで20分のところにある、有機栽培の豆腐、みそ造りの「御用蔵」を見学、神泉町のおいしい水と完全有機栽培で得られる豆で作られた、豆腐、みそ、しょうゆの製造の見学、試食を行いました。豆腐、湯葉の本場といえば、もちろん京都となるわけですが、かぐわしい麹の良い香りが漂う中で試食した豆腐、湯葉は大変美味でした。多くの方がみそ、豆腐、しょうゆを購入されました。筆者も生湯葉1本買いました。 |
2.松茸懐石と長瀞ライン下り
午後は趣を変え、一路秩父を越え、巴川温泉郷の高台にある「松風亭」にて昼食。風雅な部屋で、松茸を盛り込んだ懐石料理を頂きました。料理のあとは檜風呂に入浴。秩父市内を眼下に見下ろしながら、リラックスした時間を過ごしました。
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最後は長瀞に場所を移し、「長瀞ライン下り」です。水量は季節柄十分ではありませんでしたが、2艘に分乗し、渓流両側の紅葉を眺めながら3km, 30分の船下りを楽しめました。驚いたことに水面から5mほどの高さの場所の枝のあちこちにごみや布切れが引っかかっており、これらはすべて8月の豪雨のつめあとでした。あらためて自然の猛威を感じました。
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その後おみやげ屋さんをしばらく巡り、豆やしゃくしな漬けなどの名産、秩父の銘酒やワインなどをそれぞれ購入され、一路東京へ戻りました。途中渋滞はあったものの、花園インターから、関越道を東京に向けて走り、東京駅には予定の40分遅れの午後7:40分に到着。無事解散いたしました。
ご参加頂きましたみなさまに厚く御礼申しあげます。また旅行会の無事遂行にご尽力いただいた「はとバス」のみなさまはじめ多くの方々に深謝いたします。
至らぬ点も多々あったとは存じますが、今後とも楽しい会を企画してまいりますので、これに懲りずにまたご参加いただきますようお願い申しあげます。
洛友会東京支部 会計幹事 大橋正良(S56電II卒)
ご質問、ご感想ございましたら是非ohashi@kddlabs.co.jpまでお願いいたします。
絶好の行楽日和となった4月7日の金曜日、約60名の参加で東京支部見学会を実施いたしました。今回は、電子顕微鏡に関して世界最高水準の研究開発を進められている日立基礎研究所(鳩山、埼玉県)を見学しました
8時に東京駅に集合。いつものように新丸の内ビル前にて参加の皆様をお迎えしました。今回は60名の参加があったので、はとバスを2台依頼し、分乗して出発。1台は途中、高坂駅で途中参加の方をお乗せし、9時30分すぎ、鳩山の日立基礎研究所に到着しました。。
写真1 日立研究所前での集合写真
(ダウンロードはこちら)
研究所では、所長の小泉英明博士が我々をお迎え下さり、同研究所の沿革を説明頂きました。この日立基礎研究所は、1985年に中央研究所内に設立。その後、電子顕微鏡の研究開発のため、地盤が堅牢で、かつ周囲からの外乱がない場所を探し、この鳩山地区に1990年移設されたそうです。
本研究所は、大変閑静な、自然に囲まれた環境にあります。広く手入れの行き届いた庭園が一面に広がり、研究者には、非常に理想的な環境に見えました。中には吹き抜けになったディスカッションコーナや、噴水の池に面したカフェテリア、さらには、お茶室やエアロビクススタジオまで完備しています。
写真2 小泉所長のご説明
話が環境ばかりになりましたが、本研究所では、現在ノーベル賞候補となっている外村氏をはじめ、多くの研究者が高性能電子顕微鏡、超伝導、ナノデバイス、量子計測技術等に関する世界最高水準の研究開発を行っています。
ちょうど稼働を始めた新型のホログラフィー電子顕微鏡の説明を受けました。本体の高さは約7mあり、脇に同様の1MeVの高電圧発生装置ならびに、同制御装置が並んでいます。通常の電子顕微鏡が電球のフィラメント状のものから電子を発生させるのに対し、本顕微鏡は、電子を均一に発生させるために、先端を原子10個オーダまで尖らせた針から低温度で発生させ、ビームを揃えつつ、巨大な加速器で一気に1MeVまで加速させて非測定物に当てて測定するという仕組みに一同感心することしきり。これにより、原子1個1個がつぶさに観測されます。
その他には、原子レベルで半導体を実現する試みや、また同研究所にて行われているバイオテクノロジーのデータを効率的に検索するためのシステムも見学し、最先端の研究開発成果を堪能しました。
昼には場所を川越に移し、「初音屋」にてせいろ膳を楽しみました。食後は、川越の蔵づくりの街なみを散策、川越名物芋づくしの土産を買う人もいました。幹事は3時に時の鐘が鳴ったらバスにお集まり下さいと、しゃれて言ったのですが、なんと時の鐘はメンテナンス中で鳴らず。しかし皆さん無事集まって下さいました。
左)写真3 初音屋にて昼食
最後は、バスで少し移動して、喜多院へ。日頃の良い行いがここで遺憾なく発揮されたのか、桜が見まごうばかりの満開状態!
明るい日差しの中で、一行は本堂を見学したり、五百羅漢を訪れたり、またただ桜を見て楽しむなり、思い思いの時間を過ごしました。帰路は大宮新都心から高速で東京駅へ。思い起こせば実に楽しい一日でした。
末筆ですが、快くお迎えいただいた日立基礎研究所の皆様方に深く感謝いたします。また旅行会の無事遂行にご尽力いただいた「はとバス」のみなさまに感謝します。幹事としては、平成12年度も魅力ある企画を出して行きたいと思いますのでどうかご参加のほどよろしくお願いします。
写真4 喜多院の満開の桜
洛友会東京支部 会計幹事 大橋正良(S56電II卒)
ご質問、ご感想ございましたらohashi@kddlabs.co.jpまでお願いいたします。
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(1)囲碁会 |
幹事:渡辺 寿夫氏 (S32卒) |
(2)将棋会 |
幹事:伊藤 貞男氏 (S32卒) |
(3)麻雀会 |
幹事:中田 良知氏 (S38卒) |
(4)ゴルフ会 |
幹事:石黒 公 氏 (S40卒)、安原 碩人氏 (S33卒) |
(5)洛謡会 |
幹事:近藤 貞吉氏 (S28新卒) |
(6)テニス会 |
幹事:白庄司 昭氏 (S33卒) |
(1)洛東会[S3〜S7卒] |
幹事:未定 |
(2)洛京会[S8〜S11卒] |
幹事:田中 信高氏 (S8卒) |
(3)洛楽会[S12〜S16卒] |
幹事:永安 弘 氏 (S16.3卒)、河辺 一氏 (S16.3卒) |
(4)東友会[S17〜S20卒] |
幹事:清水通隆氏(S19卒) |
(5)おぼろ会[S21〜S24卒] |
幹事:北野 豊 氏(S24卒) |
(6)五九洛会[S25〜S29卒] |
幹事:朝比奈 隆氏 (S28旧卒) |
(7)みとおし会[S30〜S34卒] |
幹事:葉原 耕平氏(S30卒)、森安 正司氏(S34卒) |
(8)京極会[S35〜S39卒] |
幹事:関 清三氏 (S38卒)、伊吹十之氏(S38卒) |
(9)未定[S40〜S44卒] |
幹事:未定 |
(10)東京デルタ会[講習所卒] |
幹事:未定 |
以上