平成16年度 洛友会東京支部行事予定&報告

1.総会 ・・・・・・・・・

平成16年6月12日(土) 於 八芳園

2.旅行会 ・・・・・・・

平成17年3月11日(金) つくば方面

3.見学会 ・・・・・・・

平成17年3月11日(金) つくば方面

4.講演会 ・・・・・・・

平成16年6月12日(土) 於 八芳園

5.趣味の会 ・・・・・

囲碁会将棋会麻雀会ゴルフ会洛謡会テニス会

6.拡大クラス会・・

東友会おぼろ会五九洛会みとおし会京極会洛粋会

7.幹事会 ・・・・・・・

平成16年9月26日(日)於 学士会館

平成17年5月29日(日)於 学士会館


1.支部総会・講演会・懇親会

洛友会東京支部総会・講演会・懇親会の報告

平成16年6月12日(日)に目黒の八芳園にて東京支部の支部総会を開催しました。総勢56名による会合となりました。

支部総会は午後2時に藤江支部長による挨拶で始まり、沢辺総務幹事から平成15年度の行事、予算・決算などの説明、関監事から会計監査結果の報告がありました。決算内容は拍手をもって承認されました。

次に、沢辺総務幹事から、若年層の掘り起こしなどの特命事項を担う庶務幹事の新設などの支部会則修正案の説明があり、若干の修正を施して、拍手をもって承認されました。引き続いて次期役員候補の紹介が行われ承認されました。平成16年度の新役員は支部長 馬場征彦、副支部長 古濱洋治、総務幹事 田村俊之、会計幹事 川上弥、庶務幹事 富岡耕治、監事 関清三の6名です。藤江支部長は退任に際して、、法人化への対応や若手会員との交流といった課題への対応に心残りがあること、また東京支部活動への会員各位のご支援に感謝を述べられました。

その後、役員交代し、馬場新支部長より、会費納入率の向上および若年層の掘り起こしを積極的に検討するとともに、景気の低迷、大学の独立法人化および若年層の就職状況の変化(推薦→自由公募中心)などという環境下において、収入構造の改善や同窓会のありかた、若年層との意見交換を重ねることにより、同窓会の直面している危機的状況を打破していく支部を目指したい、との挨拶がありました。

引き続いて田村新総務幹事より、 平成16年度の行事、予算計画が説明され承認されました。 その後平成15年度に米寿・喜寿を迎えられた方々(米寿4名、 喜寿11名)のお祝いを行い、出席されていた米寿の永安様(S16年卒)に代表として、お祝いの目録が手渡されました。

同日、同会場で午後3時30分より、京都大学名誉教授 池上文夫氏(S22卒)、東京大学大学院教授 仁田旦三氏(S42卒)、京都大学大学院教授 松重和美氏の3名の講師の方をお招きし、「京都大学独立法人化に伴う産学官と洛友会のあり方」という演題で講演会を開催しました。 開会に際し、藤江前支部長より、講師の略歴の紹介、本講演会参加への感謝が述べられました。松重氏からは、独立法人化に伴う教職員の職場環境変化(「教官」から「教員」へ)、京都大学の産学協同の取り組みのご紹介、仁田氏からは、ご在職中の東京大学の同窓会と洛友会のシステムや制度の違いや他大学の同窓会の状況についてのご紹介、池上氏からは、洛友会本部の収支状況についてのご紹介があった後、パネルディスカッションに入り、会場も交えた活発かる有意義な意見・情報交換が行われました。洛友会の本来の目的の議論の中で、近藤会長(S18卒)からは、過去の洛友会の歴史についてのご紹介などがありました。

午後6時前より恒例の懇親会に移りました。古濱新副支部長の挨拶の後、池上副会長の乾杯ご発声で始まり、料理を囲んで会員の方々の談笑が広がるなか、米寿、喜寿を迎えられた方々を代表して米寿の安永様に記念のスピーチを頂きました。富岡新庶務幹事(S61年卒)による若手のスピーチにつづき、恒例の琵琶湖周航の歌の合唱があり、最後は馬場新支部長の中締めにより午後7時頃に散会いたしました。  

[報告] 洛友会 東京支部 会計幹事  川上 弥(S61電子卒) 

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2.旅行会

2004年度の旅行会は見学会と同時に実施することになりました。
見学会の項をご覧下さい。

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3.見学会  

洛友会2005年度見学会報告書

雲行きが少し怪しい天候の中、2004年3月11日(木)に、23名の参加者による東京支部見学会を実施しました。

 

当日は、朝8時30分に東京駅の鍛冶橋駐車場に集合し、8時50分にバスで出発しました。昨年に続き、添乗員が思い込みで道を間違えるという珍しい(?)ハプニングもあり、小雨も降る中、10時15分頃に第一の見学先である、つくば高エネルギー加速器研究機構に到着しました。

 

まずは、高エネルギー加速器研究機構の概要ということで、10分ほどのビデオをみせていただきました。

 

その後、KEKB加速器(Bファクトリー)の一部である、BELLE測定器施設を見学しました。

 

入り口では、KEKB加速器全体のの説明をうけ、KEKB加速器は1周が約3km、直径が約1kmで、粒子と反粒子の反応の違いを解明する素粒子実験のために利用されているとのことでした。KEKB加速器ではB中間子と反B中間子の対を工場のように大量に作り出しているので、Bファクトリー(Bの工場)と名付けられているとのことでした。

 

さらに、地下に移動し、BELLE測定器施設を見学しました。BELLE測定器施設は、「CP対称性の破れ」を中心課題とし、第3世代のボトムクォークに関わる総合的な研究を行うために建設された施設とのことでした。

 

最先端研究見学の貴重な機会を提供いただいた高エネルギー加速器研究機構のスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。

 

11時45分に高エネルギー加速器研究機構を出発し、12時15分に第二の見学場所である、独立行政法人産業技術総合研究所の中にある地質標本館に到着しました。

 

地質標本館では、副館長から地質にまつわる様々な話を聞きながらの展示見学ということもあって、気が付けば、地質標本館の出発予定時刻(13時)が過ぎていた、という状況でした。

 

貴重なお話を聞かせていただいた副館長様に厚く御礼申し上げます。

 

後ろ髪を惹かれる思いで地質標本館を後にし、牛久シャトー内の富貴洞までバスで移動し、最年長の服部様(S23)による乾杯のあと個室でゆっくり昼食をとりました。

 

ほろ酔い気分でバスに乗り込み、雨の降る中、牛久大仏に到着。

 

牛久大仏は、ギネスブックに掲載された世界一の大仏(阿弥陀仏とのこと。高さ120m)で、胎内に設置されたエレベータにて大仏様の胸の高さ(85m)まで上りました。天候がよければ筑波山などが見えるとのことだったのですが、あいにくの天候のため、外の景色はみることができませんでした。

 

ちなみに、牛久大仏は、あの奈良の大仏様が手のひらに乗ってしまう大きさで、6000枚の形状の異なった青銅(ブロンズ)板を組み合わせて作られており、大仏のお顔は太平洋のある南を向いているとのことでした。

 

駐車場に集合してバスに乗り、首都高速の混雑を潜り抜け19時過ぎに東京駅で解散しました。

 

[記録] 洛友会 東京支部 会計幹事 川上 弥(S61電子卒)

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5.趣味の会

 

幹事

(1)囲碁会     

喜多村 滋氏 (S36卒)

(2)将棋会

三好 良一氏(S30卒)、伊藤 貞男氏 (S32卒)

(3)麻雀会

中田 良知氏 (S38卒)

(4)ゴルフ会

石黒 公 氏 (S40卒)、安原 碩人氏 (S33卒)

(5)洛謡会

村上 薫氏 (S36卒)

(6)テニス会

白庄司 昭氏(S33卒)、武田 学氏(S41卒)

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6.拡大クラス会

 

幹事

(1)東友会[S17〜S20卒]

古川 満智雄氏 (S17卒)

(2)おぼろ会[S21〜S24卒]

舟田 正男氏(S24卒)
北野 豊氏(S24卒)

(3)五九洛会[S25〜S29卒]

朝比奈 隆氏(S28 旧卒)

(4)みとおし会[S30〜S34卒]

磯田 賢一氏(S34卒)

(5)京極会[S35〜S39卒]

山澤 穣氏 (S38卒)

(6)洛粋会[S40〜S44卒]

林 敏之氏(S44卒)

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7.幹事会

7.1 第1回幹事会報告

1.日時

  2004年9月26日 12:05〜15:30

 

2.場所

  学士会館 302会議室

 

3.出席者

幹事,評議員,役員 計30名

幹事:

池上(本部副会長)

古濱(副支部長S38)

田村(総務幹事S60)

川上(会計幹事S61)

富岡(庶務幹事S61)

 

4.資料

  平成16年度 洛友会東京支部第一回幹事会

 

5.主な議論

 

 1)評議員について

  - 定義がわからないので明確にしたほうがよい。

  - 過去、幹事会とは別に評議会があった時代もあった。

  - 役員経験者を洛友会に引き止めるための仕掛けにもなっている。

   (第7条の1.の成立経緯)

  - 学年幹事が複数あった年もあるが、1名のところが多く、評議員によって補うという考えの時代もあった。

  - あいている年次(H44〜H46など)を埋めて、S58年以降の若年層にも広げては?

   →全学年におかなくても、役員経験者などを残している枠組みというのが現在のスタンス。方針に関して次回の会合で協議したい。

 

 2)行事計画

  旅行会(会計幹事)、見学会(副支部長)ともに役員に一任で満場一致。

 

 3)予算計画

  収入の部と支出の部で一部数字があわないところがあるので、確認をお願いしたい。(H16の繰越金の欄)

 

 4)若年層活性化

  o 若手年次の学年幹事

   研究室単位の縦のつながりは残っている→大学の先生の協力が必須

   学年幹事の指名の仕組みをもう少しわかりやすく。

  o 会費納入率の向上

   - 自動引き落とし

    - 年をとるとわすれやすくなるので、自動引き落としは便利。

    - 手数料がかかる。ただ交渉しだい。(あるマンションでは、通常数百円かかるところを50円程度に)

    - 安易に自動引き落としをやると、運営するものが楽をすることになる(=決まってお金が入ってくる)ので、慎重に検討したうえでがよい。

   - 一括払い

    デフレになると不足分が出るケースあり。(別の同窓会のケース)

   - 年次別の東京支部の納入率をだしてほしい。

    おさめたかどうか、本人もはっきりしない。

    → 洛友会全体はあるので、東京支部分の作成を本部で検討したい。

  o 若年層の活性化

    - まずは、集めるところから、というところで第一回をやった。

     主な内容は以下の通り。

     ・洛友会の入会と認知について

      先生の協力が必要。研究室の縦のつながりを活用すべき。

     ・会費納入率の向上について

      自動引き落とし、まとめて納入などの工夫が必要

      →東京支部の年次別の納入率を調べて欲しい。

       →本部へ依頼する

     ・若年層の参加促進について

      学年幹事を中心としたメールネットワークを整備する

     ・名簿の件

      版権買いなおしが必要。希望者配布などを考える必要あり。

     ・私学における卒業生に学ぶべし

    - 次回も開催予定。具体策を議論する。

  o 名簿の件

    - 広告料を電子媒体でも取れる。(メルマガのケース)

    - 収入を増やす工夫を。

    - 企業からの寄付は大学の独立法人化によって難しくなる。

     (企業と大学が直接やりとりをするようになるので)

    - 版権の買戻しが必要?

     →印刷会社からはデータではもらえず、ラインプリンタ出力用紙でしか渡してもらえないとのこと。

    - 暫定策(来年)をどうするかの検討も必要。

     来年2月(の第二土曜日、京都)に本部役員会があるので、それまでに本部にインプットが必要。

     具体的な策と具体的なシミュレーションが必須。(印刷ページの削減、印刷部数の削減、年次別に冊を分ける、On demandで作る(&実費化)、

     印刷の簡素化、電子化などの具体策について)

  o 洛友会の魅力のもたせかた

   - 本部の状況を流すようにしては?

   - ホームページの有効活用

    あまり凝ったことをやる、内容をあまり充実させると、Webの運用にお金がかかるようになる。

    (いまはたいした情報がのっていないので、ボランティアベースで運用を軽くすますことができているが、価値のある情報がのってくると、

    それなりにお金をかけて運用&ガードしないと情報流出につながる)

 

 5)名簿電子化

  o 関西支部の状況を要確認。(どこまで細かくシミュレーションしているか)

  o メールアドレスについては、DMとかの標的になるので、載せるべきかどうかは慎重に検討すべき。

  o 紙配布はよしあし。廃品回収業者→名簿業者ということもあるよう。(他の同窓会など)

 

 6)本部にあげるべき項目

  o 以下の項目は支部だけでは決められない範疇のために、本部役員会へのインプット候補として関西支部と議論する。

   1.収入増対策

      クレジット、引き落とし、一括などの支払いオプション

      東京支部会員の会費納入状況把握

      本部会費の支部への分配方法の見直し

   2.幹事の任命

      大学への協力依頼(卒業時オリエンテーション、研究室経由でのアサイン)

      本部評議員の廃止

   3.ホームページ

      会報へのURL掲載

   4.名簿

      電子化の実施

      印刷名簿配布形態の検討とコスト比較

      世情を踏まえた名簿広告募集活動の見直し

 

 7)米寿、喜寿のお祝いのルール

  恥ずかしくてもらいたくない人もいるので、申告制は継続すべき。

  (会場からは、申告制を廃止すべきの意見は出ず)

  祝いの品については、今後工夫すべき。(孫がいる場合、お菓子とか図書券とかの消耗品がいい。)

 

以上

 

 

 

7.2 第2回幹事会報告

1.日時

 2005年5月29日 13:00〜17:00

 

2.場所

 学士会館 301会議室

3.出席者

 幹事,評議員,役員 計31名

 役員:

  池上(本部副会長)

  馬場(支部長S37)

  古濱(副支部長S38)

  田村(総務幹事S60)

  川上(会計幹事S61)

  富岡(庶務幹事S61)

 

4.資料

 冒頭ご挨拶参考資料:東京支部の財政見通しについて

 平成16年度 洛友会東京支部第2回幹事会

 

5.主な議論

 

 0)改革WGに関する報告

  - 本部に洛友会改革WGが設置され、4月22日に第一回会合あり。

  - 名簿の電子化と個人情報保護法

   各会員に承諾をえて、承諾の得られた範囲で個々に名簿掲載。

   名簿の発行間隔の見直し。

   洛友会と百周年記念行事の名簿管理の一本化

   会費納入については、コンビニ振込みを併用。(2006年度から)

 

 1)評議員・学年幹事について

  - 定義がわからないので明確にした上、会則に反映したほうがよい。

   →評議員、学年幹事という表現は、東京支部独自のもの。

   →明確なミッションは会則に出てこない。

   →本部は「学年評議員」を定義し、「同年次の会員と本部との連絡役」との定義。

  - 過去、幹事会とは別に評議会があった時代もあった。

  - 役員経験者を洛友会に引き止めるための仕掛けにもなっている。

   (第7条の1.の成立経緯)

   →評議員に定年制を導入すべきではとの議論あり。

  →来年度継続議論。

 

 2)会計年度と総会との関係

  - 実効の年度の進め方(総会以降が次年度)と会則の表記(4/1以降)が次年度が異なるがこの差分を埋めることはできないのか?

   →会則の第12条に「本支部の年度は4月1日に始まり3月31日に終わる。」とある。スミさんの時代に制定。

  - 「繰越金」という制度を導入すれば、4/1始まりにできるのではとの議論あり。

   →今年度のように補助金の額が変わる場合は、難しい。

  →来年度継続議論。

 

 3)取り組み報告

  o 文面上、本部の事と支部の事を区別し易いとよいとのコメントあり。

  o 会費納入率の向上のための支払いオプション(支部→本部)

   - コンビニでの支払いを導入。(本部)

  o 東京支部会費納入率の把握(支部→本部)

   - 年次ごとの納入率を本部に問い合わせたが、本部でのデータベース化が進んでいないため、本部から回答が得られず。

  o 大学への洛友会活動のへの協力依頼(支部→本部→大学)

   - 教室の洛友会担当設置、改革WGに教官が参加。

  o 学年幹事を中心とした連絡網整備(支部)

   - メーリングリスト作成(庶務幹事が維持管理)

  o セキュリティ確保を前提とした名簿データベース検討

   - データベース化を優先。(H17は名簿更新を行わず)

  o ホームページの有効活用

   - 大学にて本部ホームページの作成準備中。

 

 4)H16年度決算報告

  o 総会参加者の予定数未達により、総会分のみ若干予算オーバ。

  o 旅行・見学会は1回の開催となったため、支出が大幅減。

  o 印刷通信費は、電子通信手段活用などにより圧縮。

 

 5)H17年度役員/評議員/幹事

  o 学年幹事について

   - S22卒は増田様から村井様に変更。  (これに伴って評議員が村井様から増田様に変更)

   - S33卒については、村田様から小西様に変更。 (これに伴って小西様が評議員から外れた)

 

 6)H17年度行事計画

  満場一致で承認。

  o 秋の講演会

   現役の先生もしくは洛友会所属のOBの著名な方に講演をいただくことを検討。

  o 取り組み計画

   主語がわかりずらいとの意見あり。

    →「名簿データベース構築〜」については、本部の支援、それ以外については、東京支部の取り組みと補足説明。

   若年層幹事の表記

    →「支部長年次以降」との訂正あり。

   若年層の活性化

    - 最近は、半分以上が卒業までに学部・大学を変わっているケースが多く、電気系というアイデンティティを持ちづらい状況との話あり。

    - 若手の意見を聞きたいとの議論あり。

     当日参加の若手より、「若手の会費が若手のために使われるようにして欲しい」との意見あり。

  o 会費納入率

   納入率が下がっているのは、洛友会に限った話ではないとの話あり。

   (卒業までの学部・大学移籍が当たり前になっていることとも関連あり)

  o 寄付、広告収入

   支部における寄付は、名簿広告募集の可否を含め、改革WGの方向が明確になってからの検討としたい。

   →改革WGの方向を見ながら来年度以降継続議論。

 7)H17年度予算計画

  o 満場一致で承認。

  o 会費制の導入による予算圧縮および慶弔費の記念品贈呈の廃止に対して理解を得た。

  o 慶弔時の記念品贈呈については、関西支部ではやっていないとの報告あり。

 

以上

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以上