平成18年度 洛友会東京支部行事予定&報告
平成18年6月24日(土)に学士会館にて東京支部の支部総会・講演会及び懇親会を開催しました。総勢61名による会合となりました。
支部総会は川上総務幹事の司会により、午後3時に古濱支部長による挨拶で始まりました。古濱支部長からは、個人情報保護法と名簿発行の状況、本部事務局新体制の紹介、学生会員制度についての導入検討状況、支部の支出削減策、秋の講演会での会費納入率向上策、若年会員を中心とした縦横の繋がりの重要性、会計期の変更等の報告がありました。
続いて、大矢会計幹事より平成17年度の行事、活動報告[第1号議案]があり、支部会費(1,000円/人/年)に加え、支部交付金(500円/人/年)が各支部に配分されることを含む各種改革への取り組み状況や、秋の講演会での会費納入率向上策等の結果、東京支部会員数が微増に転じたことなどが報告され、承認されました。
また、平成17年度決算報告および監査報告[第2号議案]の審議に先立ち、5月の幹事会において承認された、会計年度の期間変更についての紹介がありました。これは、従来、総会を境に会計年度を切り替えていたものを、支部会則通り、4月1日開始、3月末日締めに変更するものです。会計報告については、名簿収入の減少対策として昨年度より導入した、低予算化のための各種施策(趣味の会、拡大クラス会補助の縮小、米寿・喜寿会員への記念品贈呈廃止、幹事会・旅行会等の受益者負担割合拡大等)が功を奏し、ほぼ均衡財政化を達成することができました。その後、向井監事より、新会計年度制での決算内容についての監査報告が行われ、決算報告及び監査報告が承認されました。
引き続いて平成18年度の役員/評議員/幹事[第3号議案]の紹介が行われ、拍手をもって承認されました。平成18年度の新役員は支部長 松本慎二(S40卒)、副支部長 向井利典(S41卒)、総務幹事 大矢智之(S62卒)、会計幹事 水本政宏(S63卒)、庶務幹事 高橋正己(S62卒)、監事 間宮馨(S42卒)の6名です。
続いて、大矢新総務幹事より 平成18年度行事、活動計画[第4号議案]及び平成18年度予算計画[第5号議案]が説明され、いずれも拍手をもって承認されました。 また、引き続き、平成18年度に米寿・喜寿を迎えられた方々(米寿3名、 喜寿7名)への祝辞が述べられ、出席されていた喜寿の鈴木郁郎様(S27卒)、野村卓也様(S27卒)、日比正男様(S28卒)、柴谷浩二様(S28旧)に会場より暖かい拍手が送られました。以上をもって、平成18年度洛友会東京支部総会閉会となりました。
同日、同会場で午後4時20分より講演会が開催されました。
講演会は、講師として、(株)NTTデータ代表取締役社長の浜口友一氏(S42卒)をお迎えして、「ITよもやま話」と題して講演を行いました。NTTデータの取り組みの紹介や、ソフトウェア産業界への
思いなど、多岐にわたるたいへん興味深いプレゼンテーションを頂き、質疑応答も予定の時間を大幅に超える、大変活発なものとなり、講演終了にあたっては、参加者一同の感謝の拍手で会場が沸きました。
その後、支部総会来賓としてお招きした、洛友会本部幹事の木村磐根先生よりご挨拶を頂き、本部総会模様及び、電気系教室の近況報告が行われました。
午後6時より恒例の懇親会に移りました。向井新副支部長の乾杯発声で始まった懇親会は、最高齢のS09卒市村様から、
最年少S63卒水本様(新会計幹事)まで、多彩な参加者の交流の場となりました。料理を囲んで会員の方々の談笑が広がるなか、喜寿を迎えられたS27卒野村卓也様からの挨拶を頂くと共に、拡大クラス会を代表して、みとおし会の鍵山圭一郎様、趣味の会を代表して、囲碁会の喜多村滋様からスピーチを頂きました。その後、松本新支部長の中締めにより午後7時40分に散会いたしました。
[報告] 洛友会 東京支部 総務幹事 大矢智之(S62電K卒)
激しい雨が降りしきる中、2007年2月23日(金)、43名の参加者を得て、恒例の東京支部見学会を実施しました。
ここ4〜5年、見学会と言えばお決まりの東京駅は鍛冶橋駐車場に午前8時20分に集合。前日までの好天とは打って変わり、まさに出発前に冷たい雨が降り出しましたが、8時40分には大型観光バスでの楽しい見学会をスタートさせることができました。約1時間で今回の見学地である宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターへ到着後、洛友会東京支部の監事でもあるJAXAの間宮副理事長(S42)にご挨拶をいただき、早速、広大な敷地内をバスで移動しながらの見学を開始しました。
まずは筑波宇宙センター展示室を訪れ、さまざまな人工衛星試験モデルや燃焼試験に使われたロケットエンジン、日本実験棟「きぼう」の実物大モデル等を見学しました。次に宇宙ステーション試験棟、宇宙飛行士養成棟を続けて見学した後、一般の方は見ることのできない総合環境試験棟と月周回衛星SELENE(セレーネ)、そして超高速インターネット衛星WINDSを見学させていただきました。SELENEはこの夏に打ち上げ予定ということで、自分の名前とメッセージを月に届けるという「月に願いを!」キャンペーン中であり、見学会参加者の多くの方がその場でメッセージを記入し応募されていました。そして最後に、打ち上げ後のロケットや人工衛星を実際に追跡する追跡管制棟を見学し、予定を1時間近くもオーバーしての筑波宇宙センターの見学を終了しました。
今回は、JAXA内の見学アレンジをしていただいた高畑様(S62)をはじめ、筑波宇宙センターのスタッフの方々に大変お世話になりました。参加者の皆様も充実した内容に大変喜んでおられ、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
JAXAを午後1時前に出発し、今回の昼食場所「庭園つくば 花まさ」に到着したのは午後1時半。2,000坪の日本庭園を持つというだけあり、広大な敷地に趣のある庭園が広がっていましたが、まずは、旬の素材を使った懐石料理を堪能することに。松本支部長(S40)による乾杯の発声後、料理に舌鼓を打つのもつかの間、お酒の追加とともにあちこちで宇宙センターの感想や学生時代を懐かしむ話等で盛り上がり、予定の1時間はあっという間に過ぎてしまいました。本来であればこの後、水戸の偕楽園で満開の梅を鑑賞する予定でしたが、雨脚が一向に弱まらないことから、観梅を楽しみにされていた方々には大変申し訳なかったのですが、偕楽園観光を中止し、ここつくばから帰途に就くこととしました。
ほろ酔い気分の中、午後2時半に花まさを後にし、常磐自動車道を抜けて東京を目指しました。途中、おみやげを求めて守谷パーキングエリアに寄るまではよかったものの、途中から大渋滞に巻き込まれ、皮肉なことに雨も上がり夕焼けに輝く東京駅日本橋口に到着したのは午後5時15分。最後に、向井副支部長(S41)の挨拶とともに、松田様(S23)より見学会内容をビデオに撮られたということで、必要な方は一報くださいとのありがたいお申し出をいただき、無事解散となりました。
今回の見学会は幹事の不手際もあり、案内から実際の見学会までの期間が1ヶ月と短く、また雨のためとは言え偕楽園観光も中止せざるを得なかったということから、幹事としては恐縮の至りではありますが、解散後バスを降りられる参加者の方々からは非常に暖かいお言葉をいただき、大変感謝しております。改めて御礼申し上げます。
[報告] 洛友会 東京支部 会計幹事 水本 政宏(S63電K卒)
秋の講演会は下記の通り開催され、98名の会員が参加しました。講師として、現在京都大学副学長の松本紘先生をお迎えして、「京都大学の現状と改革」と題して講演を頂きました。
京都大学の研究推進戦略、人材育成・活用戦略、国際化研究戦略、産学官連携戦略、研究費戦略、研究基盤戦略、研究体制戦略など、大変興味深いお話しを頂きました。
また、恒例の洛友会会費受付を行い、12名の方から、その場で支払いを頂きました。
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幹事 |
(1)囲碁会 |
喜多村 滋氏
(S36卒) |
(2)将棋会 |
日向 正弘(S45卒) |
(3)麻雀会 |
中田 良知氏
(S38卒) |
(4)ゴルフ会 |
古澤久具氏(S35年卒)、川本幸雄氏(S34年卒)、小西達夫(S33年卒) |
(5)洛謡会 |
村上 薫氏 (S36卒) |
(6)テニス会 |
白庄司 昭氏(S33卒)、武田 学氏(S41卒) |
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幹事 |
(1)東友会[S17〜S20卒] |
荷口 康一郎氏 (S18卒) |
(2)おぼろ会[S21〜S24卒] |
服部 周三氏 (S23卒) |
(3)五九洛会[S25〜S29卒] |
山田 昭二郎氏(S25卒) |
(4)みとおし会[S30〜S34卒] |
鍵山 圭一郎氏(S31卒) |
(5)京極会[S35〜S39卒] |
村上 薫氏 (S36卒) |
(6)洛粋会[S40〜S44卒] |
林 敏之氏(S44卒) |
・ 日時:平成19年2月7日(水) 19:00〜21:00
・ 場所:うまいものいっぱい いろはにほへと 新橋店
・ 参加者:12名
・ 若手勉強会(仮称)の設立について
- JAXA洛友会会員有志を代表して、高畑会員(S62卒)より、若手活性化のための勉強会設立が提案された
- 対象:若手(30歳〜50歳)をターゲットとするが明確な基準は設けない。登録制。
- 形式:講師(洛友会会員または外部有識者)の講演+懇親会(各一時間程度)
- 講演内容:先端分野(特定の分野に絞らず幅広く)
- 想定参加人数:20〜30名(実際の参加者)、登録者規模はその4〜5倍
- 開催頻度:4半期に1回程度
- 東京支部からの費用補助なしで開始できる可能性も大きいため、まずは始めてみる(合意)