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平成23年6月25日(土) 於 学士会館 14:00〜14:55 東京支部総会 15:00〜15:55 本部総会 「大災害を契機に考える大学と社会の方向性」 17:00〜18:30 懇親会 |
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平成23年11月29日(火) 於 学士会館 210号室 18:30〜19:30 講演会 講師:独立行政法人 理化学研究所 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部 講演名:10ペタフロップスのスーパーコンピュータ「京」 19:30〜20:30 懇親会 |
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平成24年3月3日(土) 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 調布航空宇宙センター 見学後、昼食 |
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第1回幹事会(開催済み): 平成23年5月29日(日) 於 学士会館 第2回幹事会(必要に応じて): 平成23年10月頃 於 学士会館 (参考)次年度幹事会 平成24年5月頃 於 学士会館(予定) |
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H23年度若手交流会、若手勉強会(若手幹事会と同日開催)を各1回開催。 |
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開催日
平成23年6月25日(土) 14:00〜18:30
場所
学士会館
[住所] 〒101-8459東京都千代田区神田錦町3-28
[電話] 03(3292)5936
[アクセス] 地下鉄都営三田線 都営新宿線 東京メトロ半蔵門線
神保町駅(A9出口)徒歩30秒
[URL] http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
スケジュール
14:00〜14:55 東京支部総会
15:00〜15:55 本部総会
16:00〜16:50 東京支部講演会(京都大学 松本紘 総長)
「大災害を契機に考える大学と社会の方向性」
17:00〜18:30 懇親会
会費:
会員5,000円 同伴者2,000円
但し卒業5年以下(H19年学部卒以降)の会員の方は無料です。
報告:
平成23年6月25日(土)、学士会館にて東京支部の総会、講演会及び懇親会を開催しました。梅雨明けを思わせる暑い日にもかかわらず、88名(うち支部会員73名)の参加をいただき、例年どおりの盛会となりました。
支部総会は鎌田総務幹事の司会により、午後2時に井上支部長による挨拶で始まりました。
井上支部長からは、
@ 平成22年度の活動に関して、秋の講演会でははやぶさのJAXA川口教授の講演が137名の参加という大変盛況に行われた。また若手勉強会ではNTTドコモの高原さんより、インドのTATA合弁立ち上げという大変興味深いテーマでの講演に対し、多くの参加があった。しかしながら、震災の影響により、3月12日に開催予定であった恒例の見学旅行会と、若手、卒業まじかの若手の交流会が中止となったことが大変残念であった。
A 洛友会東京支部の活動において重要な点は会員消息と言える。趣味の会、拡大クラス会などを活発に行うために、会員同士の連絡手段が重要である。最近はメールを活用しているが、アドレスが変わるなど対応が大変になってきている。しかしながら、若手幹事の活躍により、どうにか進めている状況。
との報告がありました。
また、新しい年度を迎えて、若手勉強会が重要であると認識しており、この機会に若手勉強会を正式な会として組織化しようと思うとの提案がありました。ここで、長年若手活性化のためにご尽力いただいた高畑様へ、会場より盛大な拍手で感謝の意が示されました。
最後に、各自の興味を刺激するような発信をしていくことが肝要、その刺激と反応とがマッチすると洛友会も大きく発展すると考えている、今後もご支援ご指導をお願いしたい、とのお話がありました。
続いて、鎌田総務幹事より平成22年度行事・活動報告[第一号議案]があり、支部総会の講演会ではコマツ代表取締役会長坂根正弘様、秋の講演会では「はやぶさ」のJAXA川口淳一郎教授をお招きし、共に大盛況であったこと、また、震災翌日に予定していた見学会については、事前にJAXAの関係の方々にご準備いただいたにもかかわらず、中止となってしまったこと、2月の若手勉強会ではNTTドコモの高原様よりインドのご経験について貴重な講演をいただいたこと、の紹介がありました。また趣味の会、拡大クラス会の状況について報告があり、承認されました。
次に的場会計幹事より平成22年度決算報告および監査報告[第二号議案]があり、予算計画と比較して、秋の講演会の出席者が増加し支出が増えたが、見学会が中止となったこと、若手交流会については幹事の努力により低コストで開催できたことにより支出が減少したことが説明されました。この決算内容に対し、小澤監事からは問題なしとの監査報告が行われ、決算報告および監査報告は無事承認となりました。
引き続いて平成23年度の役員/評議員/幹事[第三号議案]の提案が行われ、拍手をもって承認されました。平成23年度の新役員は、支部長 塩見正(S45卒)、副支部長 小澤秀司(S46卒)、監事 遊佐洋(S47卒)、総務幹事 的場直人(H04卒)、会計幹事 松野知愛(H05卒)、庶務幹事 杉田寛之(H04卒)の6名となりました。
続いて退任される井上前支部長より、ホップステップジャンプで、最後のジャンプにおいて震災でやりきれなかった、新支部長の塩見様にバトンタッチし、やりそこねたところもやってもらう、また若手に大変頑張ってもらい感謝したい、とのご挨拶がありました。
ここで司会者が的場新総務幹事に交代となり、引き続いて塩見新支部長より就任のご挨拶をいただきました。塩見支部長からは、
@
震災もあり、科学技術と社会、政治、個人といった関わり合いについて深く考えさせられる。日本国民の強みであるところの一致団結でこれまでやってきたが、ひずみもある、これからはグローバルな問題、複雑化、日本社会の新しいフェーズに対して取り組んでゆく必要がある。
A
これからは一人ひとりが自分で考えて行動して自己実現をはかるべきで、問題を政府や社会のせいにすべきではない。ただし、その時に、個人は多様であり、その各個人が自立するには連携する必要がある、孤立しない社会が必要である。
B
そのような背景で、洛友会の位置づけを見直すと、電機系の技術者、研究者、教育者は様々な分野で活躍しており、年齢的にも広がっており、大変価値のあるものである。その中で、意見交換を闊達にすることは大変有用である。洛友会は楽しく交流したり、勉強する場を提供し、これから新しい体制で洛友会をみなさんとともにやってゆきたい。
とのお話がありました。
次に、的場総務幹事から平成23年度行事・活動計画[第四号議案]について説明を行いました。5月29日に開催された幹事会において、先に井上前支部長よりご提案のあった、若手活性化の一環として、役員として若手勉強会幹事を追加する旨の支部会会則変更の提案があり承認され、鎌田前総務幹事が若手勉強会幹事に就任した旨の説明がありました。そこで会場より、若手ばかりでなく古手?の活性化についても検討すべきではという意見をいただき、塩見新支部長より、拡大クラス会や趣味の会を活用していきたいとの回答がありました。さらに会場より、若手と古手との交流等について、今後の支部行事運営に参考になる貴重なご意見をいただき、第四号議案は拍手をもって承認されました。
次に平成23年度予算計画[第五号議案]が説明され、拍手をもって承認されました。最後に、平成23年度に米寿・喜寿を迎えられた方々(米寿6名、喜寿23名)への祝辞が述べられるとともに、会場より拍手を持って祝意を表しました。
以上をもって、平成22年度洛友会東京支部総会は閉会となりました。
引き続き、本部総会が同会場で行われた後、16時より講演会が開催されました。京都大学松本紘総長をお迎えし、「大災害を契機に考える大学と社会の方向性―京都大学の現在の取り組み紹介を添えて−」と題してご講演をいただきました。松本総長から、東日本大震災を契機に、正しい科学情報をタイムリーに発信することが重要であることが認識された。大学は最高学府の使命として、他大学と同様、京大についても様々な取り組みがなされている。ここで、人類の方向性として「成長」でなく「滅亡」に向かっている(資源の枯渇、環境問題、感染危機)のではないか。このような人類の問題に対して現在の学問では応えられない、多様化、細分化が高度に進んでいる現在、枝葉でなく俯瞰的視野で本質を追求する務本之学が必要。また、大学が科学的知見を活用できていない、前提条件を見直す必要がある場合に、間接的互恵性により、異論が自制される雰囲気を打破すべき。このためには定期的に前提を客観的尺度から見直しができる制度が必要、そのためには大学は積極的に社会との交流を図るべき。という、大変興味深いお話をいただきました。次に、京都大学の現在の活動として、近年の設備整備、受賞、教育トピック、キャンパス、研究拠点の最新状況、大型プロジェクトについてご紹介いただきました。最後に、法人化やグローバル化による競争激化の状況に対し、京都大学での取り組みとして、白眉プロジェクトによる先見的な研究者の育成、務本之学の追求のための「思修館」構想、社会との繋がり強化のための数々の施策等について述べられ、総長自ら先頭に立って、京都大学を魅力的かつ活気にあふれた実力のある最高学府にしていきたい、という思いが伝わりました。
午後5時45分より恒例の懇親会に移りました。
塩見新支部長の乾杯のご発声で始まった懇親会は、S23卒からH19卒まで、幅広い年齢層にわたる多彩な参加者の交流の場となりました。料理を囲んで会員の方々の活発な意見交換が行われる中、松重教授より、自らパソコン、スピーカーを持ち込まれてのボーカロイド(歌声合成ソフト)の演奏をご披露いただき、大変和やかな雰囲気となりました。その後、松野新会計幹事の音頭により、恒例の「琵琶湖周航の歌」を合唱し、最後に小澤新副支部長の中締めにより午後6時30分に散会となりました。
琵琶湖周航の歌合唱
[報告] 洛友会 東京支部 総務幹事 的場直人(H04年電子卒)
平成23年11月29日(火) 18:30〜20:30
場所
学士会館 210号室
[住所] 〒101-8459東京都千代田区神田錦町3-28
[電話] 03(3292)5936
[アクセス] 地下鉄都営三田線 都営新宿線 東京メトロ半蔵門線
神保町駅(A9出口)徒歩30秒
[URL]
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
講演者
独立行政法人 理化学研究所
次世代スーパーコンピュータ開発実施本部
プロジェクトリーダー兼副本部長
渡辺 貞 (わたなべ ただし) 様
スケジュール
18:30〜19:30 講演会
19:30〜20:30 懇親会
会費
講演会は無料。引き続き、会費制懇親会を開催(会費:2,000円)。
報告
平成23年11月29日に学士会館にて開催されました、洛友会東京支部秋の講演会では、10ペタフロップススーパーコンピュータ「京」と題しまして、理化学研究所次世代スーパーコンピュータ開発実施本部の渡辺貞様にご講演頂戴いたしました。マスコミでも有名となった世界で一番(二番ではなく)の技術に会員方の関心も高く、70名を超える参加者を迎えて、大変高度な内容でありながらとても分りやすくご解説いただき、大変充実した講演会を持つことができました。
渡辺様は東京大学電気工学部をご卒業後、東北大学で博士課程を修了され、日本電気にてコンピューター、メインフレーム、スーパーコンピュータといった、電子立国日本の根幹事業を担ってこられて、2006年より国家プロジェクトの研究振興局、その後理化学研究所にてスーパーコンピューターのプロジェクトマネージメントに携わってこられた経歴をお持ちになられております。
「スーパーコンピュータの定義とは」、「スーパーコンピュータで何ができるか」、といった基本的な解説から始まり、気候変動予測や津波の解析、新薬開発など私たちの生活に如何に貢献しているかを具体例を交えてご紹介いただきました。話題の「京」についての開発背景や、「世界一」をささえた技術のご紹介、世界のライバルたちとの関係などについて、当事者ならではのとてもライブ感溢れるお話を頂戴することができました。特に日本らしい強みとして信頼性や省エネ性は断トツとのこと、93%の高効率システムや高負荷状態での29時間以連続稼動などは、ライバルを圧倒する性能とのことで、とても誇らしいお話をいただきました。
技術的な要点についてもご説明いただき、10ペタの演算性能、45ナノ汎用スカラプロセッサ超並列システム、8万個以上のプロセッサをつなげるネットワーク技術、並列最適化コンパイラ技術、高信頼性技術、といった最先端技術についても分かりやすくご解説いただきました。最先端技術のみならず、「使える技術を」という思想のもとに、さまざまな運用を容易にするための工夫、ジョブスケジューラ、GUIベースのインターフェース、標準的なプログラム環境などについてもご説明いただいて、様々な研究開発の現場で活用されていることも知ることができました。また、「京コンピュータ前」と駅名が付くほどに巨大な施設、50メートルx60メールの無柱のコンピュータルームや、雨水や冷却水の再利用、太陽光パネル、屋上緑化といった環境への取り組みなどについても、ご紹介いただきました。
最後に、積極的に世の中に役立っていることを外部発信し、事業仕分け等の逆風に負けずに日本の科学技術を振興してゆくことの重要性を述べられて、講演会を盛況のうちに終えることができました。
[報告] 洛友会 東京支部 会計幹事 松野知愛(H05年卒)
春の旅行会報告(平成24年3月3日於JAXA調布航空宇宙センター)
昨年は震災の影響により中止となってしまいました旅行会ですが、この度は晴天に恵まれ60余名の参加者を迎えて、盛況のうちに宇宙航空研究開発機構(JAXA)調布航空宇宙センター見学会を行うことができました。小惑星探査機「はやぶさ」の大活躍の影響もあり参加者の関心も高く、JAXA様の入念な準備のお蔭もありまして、大変充実した内容の見学会をもつことができました。
初めに宇宙航空研究開発機構理事、石川隆司様のご挨拶を頂戴した後、3班に分かれて、展示室、風洞施設、実験棟の見学を順番に行い、デモや詳しい説明をしていただきました。展示室では、最新ジェット旅客機にも技術提供している炭素素材技術、小型超音速実験機、国産初のターボファンエンジンなど、日本の航空宇宙技術のマイルストーンをなす各種技術の詳しい解説を頂戴いただきました。風洞施設見学では、巨大な極超音速風洞設備の内部や、精密な実験用モデルを拝見させていただき、機体設計のプロセスから、これまで日本の航空技術を支えてきた国内最大規模の風洞実験の足跡についてもご解説いただきました。実験棟では、月着陸探査試験フィールドで実験用の探査機モデルのデモを見せていただき、研究開発にまつわる様々なチャレンジや将来のビジョンなど、知的好奇心に満ちたお話を頂戴することができました。
準備や対応に多大なご尽力をいただいたJAXA研究推進部の庄司義和様からは、「今後も先進的な研究開発を通じて、日本の航空宇宙分野の発展を目指してゆくので、見学会を通じて多くの方にJAXAのサポーターとなっていただけると嬉しいです」との暖かいメッセージも頂戴いたしました。
見学の後は近隣の老舗蕎麦屋にて、小澤副支部長からの挨拶の後、蕎麦会席を頂いて帰路へつきました。なお当日は近隣の深大寺にて「だるま市」が盛大に契り行われており、昼食後にだるま市に向かわれて終日楽しまれた方々もいらっしゃいました。
見学会を成功裏に行うことができ、改めてJAXA様始め出席者の皆様、関係者諸氏のご協力に感謝を申し上げたいと思います。
[報告] 洛友会 東京支部 会計幹事 松野知愛(H05卒)
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幹事 |
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(1)囲碁会 |
喜多村 滋 (S36卒)、向井 利典(S41卒) |
囲碁会行事案内 |
(2)麻雀会 |
中田 良知 (S38卒) |
麻雀会行事案内 |
(3)ゴルフ会 |
古澤 久具(S35卒)、山澤 穣(S38卒)、鈴木 洋(S40卒) |
ゴルフ会行事案内 |
(4)洛謡会 |
村上 薫 (S36卒) |
洛謡会行事案内 |
(5)テニス会 |
山内 英樹(S44卒)、田中 喜男(S44卒) 、成松 洋(S46卒) |
テニス会行事案内 |
名称 |
平成23年度 幹事 |
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(1)おぼろ会[S21〜S24卒] |
舟田 正男(S24卒)、門脇 誉男 (S24卒) |
おぼろ会行事案内 |
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(2)五九洛会[S25〜S29卒] |
田中 晃(S29卒) |
五九洛会行事案内 |
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(3)みとおし会[S30〜S34卒] |
鍵山 圭一郎(S31卒)、岩原 皓一(S31卒) |
みとおし会行事案内 |
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(4)京極会[S35〜S39卒] |
藤江 恂冶(S37卒) |
京極会行事案内 |
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(5)洛粋会[S40〜S44卒] |
志賀 正(S43卒) |
洛粋会行事案内 |
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(6)洛談会[S45〜S49卒] |
逢坂 福信(S45卒)、高重 哲夫(S46卒) |
洛談会行事案内 |
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日時: 平成23年5月29日(日) 12:00〜15:00
場所: 学士会館本館(2階203会議室)
住所:〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3−28
電話:03(3292)5936
交通:地下鉄都営三田線または都営新宿線または営団半蔵門線
神保町駅(A9出口)徒歩30秒
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
出席者: 幹事、評議員、役員 計28名
役員出席者: 井上 支部長(S44 卒)、塩見 副支部長(S45 卒)、小澤 監事(S46卒)、
鎌田 総務幹事(H03 卒)、的場 会計幹事(H04 卒)、 杉田 庶務幹事(H04 卒)
会費: 無料
主な議題:
冒頭の井上支部長の挨拶の際、東日本大震災で亡くなられた方への黙祷を行いました。
(1) 平成22年度行事・活動報告
承認
「活動状況の連絡周知方法について」
@施策
【メール環境の整備】
rakuyukai.orgドメインより各種案内のメールを送付するようにした。今までメール環境の調達を役員に依存していたが、企業セキュリティが強化される中、支部としてどう対応するかが課題であった。現在利用しているレンタルサーバーの枠組みの中で利用できるようになったため、東京支部の支出等新たな負担は発生していない。だが、一部rakuyukai.orgドメインが拒絶されるメールアドレスもあり、個々に対応している状況である。今後も動向をチェックし、より役員に負担の掛からない形での連絡手段の確保を行いたい。
また、携帯メールで送信してほしいという要望も一部であるが、携帯メールの機能から役員への負荷が大きいため難しい。今後、rakuyukai.orgというドメインから送るというルールと周知することとし、個別に受信設定頂く様、お願いしてゆく。
【京大アラムナイ】
京都大学では、卒業生のネットワーク確保のための手段として、「京大アラムナイ」を開設している → http://www.alumni.kyoto-u.ac.jp/ 。 会員管理の面で、会員が情報を自分で更新できる等、今後の会員間の連絡、活動に有効活用できる可能性がある。個人情報管理の面で支部のデータを移行することは出来ないが、今後、支部として活用を促して行きたい。
A意見・要望
・現在、支部での名簿はどう管理しているのか?S30等、学年によっては名簿整備がされている学年もある。学年ごとに管理する方が良いのではないか。
・学年幹事が連絡先不明とはどういうことか?不明ではいけないのではないか?
B支部としての対応
・総務幹事〜会計幹事が一年ごとに代替わりしエクセルにて管理している。Webの登録サイトの情報も、内容を手で登録している。千人を超える支部会員の名簿の管理は幹事の大きな負担となっている。本部でも名簿管理しているので、本部名簿との整合、本部名簿の利用等も検討してゆきたい。
・学年幹事の管理している名簿で、支部に出せるものは出してもらい整合を取ってゆきたい。ただし、学年ごとに活動のレベルに差があるので、学年幹事にすべてを依頼することは難しい。
・メールや葉書が宛先不明となった学年幹事を連絡先不明として表記している。ただ、返信を頂いていない学年幹事も多く、本当に連絡が届いているか、本人が学年幹事と認識しているかは把握できていない。調査、他の方へ依頼等を行う必要性は認識しているが、まだ対応できていない。今後検討したい。
(2) 平成22年度決算報告および監査報告
承認
(3) 平成23年度の役員/評議員/幹事
承認
(4) 平成23年度行事・活動計画
承認
「幹事会、総会の日程に関して」
幹事会、総会はこれまで日曜日に開催されてきたが、土曜日開催を望む声もある。昨年度の幹事会で、役員に一任されることとなった開催曜日について、幹事会に関しては準備の都合もあり引き続き日曜日開催としたい。総会は会場予約の都合もあるが、本年度は土曜日開催とする。
「若手勉強会幹事 正式幹事化の件」
今まで若手勉強会は高畑様(S62電U卒)のご好意で幹事役をお引き受け頂き、今まで4回開催されてきた。若手活性化は支部として主要な課題であり、今後も若手勉強会を継続してゆくことが望ましいが、高畑様に負担をかけ続けるべきではない。H23年度より、開催要旨、手順を理解している総務幹事が任期終了後に担当することを前提に「若手勉強会幹事」を正式な役職とし、下記、囲みの下線部を支部会則第6条に追加し、改定することが総務幹事より提案された。
これにともない役員としての任期が延びる懸念があるが、若手幹事からは、「洛友会活動にぜひ貢献したいという気持ちだが、世代的に仕事の都合を優先せざるを得ないというリスクがあるということを認識いただきたい。引き受けるにあたっての懸念事項は、後任を決めないとずるずる何年もやらなければいけないという雰囲気になることと考えている。任期の規則は決めたほうがよいと思う。」支部長からは、「伝統的には自主的に対応していくということであるので、それに期待したい」とコメントがあった。
また、併せて総会にて高畑様へ労をねぎらう拍手を行いお礼の意を表することとした。
支部会則変更案
第6条 本支部には次の役員を置く。 (7)若手勉強会幹事 若手勉強会を処理する。
3. 任期 4. 役員会 役員は役員会を組織し、総会の付議事項を含め、本支部の目的達成のため重要事項を審議し幹事会に提案する。 |
(5) 平成23年度予算計画
承認
(H22年度より実施している「次年度繰越金の適正化」の2年目であり、引き続き支出を増額している。)
(6) 米寿・喜寿のお祝い
承認
7.若手幹事会、若手勉強会、若手交流会
平成24年2月21日(火)19時より品川インターシティA棟27階の京都大学東京オフィスにて、第5回若手勉強会を開催した。今回は東京工業大学大学院情報理工学研究科の八木透准教授をお迎えし、「ヒトと機械を脳・神経のレベルでつなぐ神経インタフェース」と題して、ご講演頂いた。
事前の参加申し込み33名に対し26名(昭和卒14名、平成卒12名)の参加があり、懇親会にも20名以上の方が参加された。
ご講演は、ブレイン-マシン・インタフェース(BMI)、 ブレイン-コンピュータ・インタフェース(BCI)、神経補綴(NeuralProstheses) などの神経インタフェース (NeuralInterface)である、ヒトと機械を脳・神経のレベルでつなぐ技術に関して、代表的な神経インタフェースの現状まで体系立った紹介を頂いた。
基礎となる医学・生理学の知識や工学技術の話を織り交ぜながらの非常に密度の濃い内容で予定を超えての1時間15分ほどのご講演ではあったがNHKスペシャルの映像や、デモ等も交えていだたき、聴講者は非常に惹きこまれていた。
デモはEOGスイッチを用いて目を左に動かした時にだけブザーがなるというものであったが、筋電情報を用いているのではなく、角膜(プラス)と網膜(マイナス)で形成されるダイポールによるもので、数10mVの電位差を検出しているという説明には会場内から驚きの声が漏れた。
最後に現在進行中の研究である高精細な人工視覚を実現するため再生医学とMEMS技術を融合した「バイオハイブリッド型人工眼」のご紹介に加え、将来的には機能代替から機能誘導に進んでゆきたいという想いを語られ、講演を終幕した。
電気系出身の我々にとってあまり馴染みの無かった分野と感じた参加者も少なくはなかったようだが、生物の身体が電気信号であることを改めて認識させられるものであり、視力や聴力を科学の力で補っていく姿勢、実用化されている技術、将来への展望などを垣間見、参加者それぞれが何か期するものをもち帰ることができた講演会であったように思う。
講演風景:八木准教授
EOGスイッチのデモ(H08卒の内海様、八木准教授)
[報告] 洛友会 東京支部 若手勉強会幹事 鎌田照己(H03卒)
以上